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前場に注目すべき3つのポイント~イベント通過とともに先高期待が高まりそうだが

2017/4/26 8:26 FISCO
*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~イベント通過とともに先高期待が高まりそうだが 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:イベント通過とともに先高期待が高まりそうだが ■外資系証券の注文動向:差し引き70万株の買い越しとの観測 ■前場の注目材料:東芝、スイス子会社売却か 2000億円規模 ■イベント通過とともに先高期待が高まりそうだが 26日の日経平均は買い先行の展開になろう。25日の米国市場はNYダウが200ドル超の上昇となり、ナスダックは初の6000pt乗せとなった。26日発表される税制改革案への期待のほか、28日に期限を迎える暫定予算にむけてメキシコ国境の壁建設費の予算計上を先送りにしたことが好感された。この流れを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の19200円、円相場は1ドル111円台と円安に振れており、この流れを引き継ぐ格好となりそうだ。 フランス大統領選第1回投票、北朝鮮人民軍創軍85周年といったリスク要因が通過し、市場は26日の税制改革案への期待が高まっている。また、米政府の暫定予算期限についてもメキシコ国境の壁建設に関する予算確保を年後半に先送りすることを容認する構えであり、政府機関が閉鎖する事態を避けられる可能性である。 日本銀行の金融政策決定会合が開かれるが、現状維持が予想される。4月2週の投資主体別売買動向では現物と先物合算で外国人が6週ぶりに買い越しとなったが、海外勢の需給変化がみられるなか、イベント通過とともに先高期待が高まりそうだ。 ただ、28日は決算発表の第一弾のピークとなるほか、週後半から大型連休に入るため、次第に短期的な値幅取り狙いが中心になりやすいと考えられる。決算を手掛かりとした日替わり物色に向かいそうだ。また、日経平均は年初から3月にかけてのもち合いレンジの下限を捉えてきている。ここからが戻り待ちの売り圧力も警戒されやすいところである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き70万株の買い越しとの観測 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1270万株、買い1340万株、差し引き70万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 04月19日(水):690万株の売り越し 04月20日(木):60万株の売り越し 04月21日(金):50万株の買い越し 04月24日(月):550万株の売り越し 04月25日(火):370万株の買い越し ■前場の注目材料 ・米税制改革案への期待 ・NYダウは上昇(20996.12、+232.23) ・ナスダックは上昇で6000ポイント突破 ・NY原油は上昇(49.56、+0.33) ・ドル円相場、111円00-05銭 ・シカゴ日経225先物(19200、+110) ・米国のドル高是正構想継続 ・米4月消費者信頼感指数120.3、予想下回る ・北朝鮮情勢への懸念は長期化 ・28日米暫定予算期限、政府閉鎖リスク ・三菱自<7211>、日産自<7201>との連携に足場 ・東芝<6502>、スイス子会社売却か 2000億円規模 ・関西電<9503>、高浜原発再稼働へ福井県知事了承 ・日立<6501>、日立国際<6756>をKKRなどに売却の方針 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30  豪・消費者物価指数(1-3月)  2.2%  1.5% 《SK》
関連銘柄 6件
6501 東証プライム
3,761
10/4 15:00
-20(-0.53%)
時価総額 17,438,136百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6756 東証1部
3,110
3/8 15:00
±0(0%)
時価総額 327,237百万円
映像・通信システムと半導体製造装置が2本柱。米投資ファンドが全株取得を目指して実施したTOBが成立。親会社の日立製作所は既に賛同済み。今年2月15日の臨時株主総会を開催し、3月9日付で上場廃止になる予定。 記:2018/02/07
7201 東証プライム
414.3
10/4 15:00
-2.9(-0.7%)
時価総額 1,748,642百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7211 東証プライム
408.8
10/4 15:00
-3.7(-0.9%)
時価総額 609,227百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
9503 東証プライム
2,473
10/4 15:00
+73(3.04%)
時価総額 2,321,487百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17