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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続落、オーバーナイトのポジションは取りづらい

2017/4/17 12:38 FISCO
*12:38JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続落、オーバーナイトのポジションは取りづらい   17日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続落、オーバーナイトのポジションは取りづらい ・ドル・円は108円25銭、株安継続でドルは108円18銭まで下落 ・値上がり寄与トップはユニー・F<8028>、同2位は大塚HD<4578>となった ■日経平均は続落、オーバーナイトのポジションは取りづらい 日経平均は続落。57.45円安の18278.18円(出来高概算7億3000万株)で前場の取引を終えた。警戒されていた15日の北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年の行事は通過したが、翌16日、再び弾道ミサイル発射を強行した。直後に爆発し、失敗に終わったもようだが、地政学リスクへの警戒から売り優勢の展開となった。また、週明けについては欧州市場などがイースターマンデーの祝日で休場になるため、引き続き海外勢のフローは限られている。円相場は1ドル108円台前半での推移と、円高も重しに。このような状況下、日経平均は前場半ばには一時18224.68円と、年初来安値を更新している。 セクターでは非鉄金属、銀行、鉄鋼、輸送用機器、ガラス土石、保険が冴えない。一方で、不動産、食料品、その他製品、陸運、電力ガス、小売がしっかり。売買代金上位では任天堂<7974>、ソレイジア<4597>、サイバーステップ<3810>、ペプチドリーム<4587>、ソニー<6758>、ファナック<6954>が上昇。一方で、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、メガバンク3行、SUMCO<3436>が冴えない。 地政学リスクへの警戒から主力処への物色は手控えられており、内需・ディフェンシブ系の一角と、中小型株での短期的な値幅取り狙いの物色が中心となっている。ただ、中小型株について、朝方は幅広く自律反発をみせていたが、その後は値を消す銘柄も散見されており、自律反発の域は脱せそうにない。 なお、韓国の黄教安大統領代行と同国訪問中のペンス米副大統領は17日午後3時から共同記者会見を開くとメディアが伝えている。質疑応答の予定はないとのこと。北朝鮮の威嚇も警戒されやすく、オーバーナイトのポジションは取りづらいだろう。そのため、後場は日銀のETF買い入れによる需給が下支えとなりそうだが、上値の重い相場展開が続きそう だ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は108円25銭、株安継続でドルは108円18銭まで下落 17日午前の東京市場でドル・円は軟調推移。108円18銭まで下げており、日中安値を下回った。日経平均株価の下げ幅は再び拡大しており、株安を意識したリスク回避的な円買いが観測されている。108円近辺にはドル買い興味が残されているものの、ドルの上値は重くなっている。 ここまでのドル・円の取引レンジは108円18銭から108円82銭。 12時10分時点のドル・円は108円25銭、ユーロ・円は114円985銭、ポンド・円は135円78銭、豪ドル・円は82円12銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ベイカレント・コンサルティング<6532>、大興電子通信<8023>など4社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはユニー・F<8028>、同2位は大塚HD<4578> ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:00  首都圏マンション発売(3月)    3.3% <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 14件
3436 東証プライム
1,588
10/9 15:00
-15.5(-0.97%)
時価総額 556,078百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3810 東証スタンダード
172
10/9 15:00
-4(-2.27%)
時価総額 2,193百万円
「オンラインクレーンゲーム・トレバ」などのオンラインゲーム事業が主力。音響制作、声優プロダクションのエンターテインメント事業も。トレバはサービス強化で新規顧客層の獲得図る。外注費用の削減等に取り組む。 記:2024/05/10
4578 東証プライム
8,710
10/9 15:00
+161(1.88%)
時価総額 4,858,752百万円
大塚製薬、大鵬薬品工業などを傘下に収める持株会社。抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」などが主要製品。ポカリスエットで知名度高い。医療関連事業では新製品等による事業領域の拡大図る。 記:2024/08/19
4587 東証プライム
2,739.5
10/9 15:00
-2.5(-0.09%)
時価総額 356,162百万円
東京大学発の創薬ベンチャー。創薬開発事業、放射性医薬品の研究開発、製造・販売等を行う放射性医薬品事業を展開。ペプチド創薬開発プラットフォームなどが強み。Novartis社とペプチド創薬における提携を拡大。 記:2024/08/26
4597 東証グロース
44
10/9 15:00
±0(0%)
時価総額 8,514百万円
がん治療薬、がん支持療法医薬品の開発・販売等を行う。がん領域に特化。販売開始済製品にSancuso、エピシル、ダルビアス。開発品に細胞内スーパーオキシド除去剤「SP-04」など。日本などアジア市場に注力。 記:2024/07/08
6532 東証プライム
5,400
10/9 15:00
+60(1.12%)
時価総額 839,219百万円
大手経営コンサルティング会社。全体戦略や事業戦略の立案など経営課題を解決するサービスを提供。24年9月に持株会社に移行、M&A推進。採用活動を積極化。コンサルタントの増加等によりコスト増も案件拡大で堅調。 記:2024/05/23
6758 東証プライム
2,820
10/9 15:00
+9.5(0.34%)
時価総額 17,605,536百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,120
10/9 15:00
+1(0.02%)
時価総額 4,159,334百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,563.5
10/9 15:00
-4.5(-0.18%)
時価総額 41,823,469百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,877
10/9 15:00
-161(-2%)
時価総額 10,229,781百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8023 東証スタンダード
771
10/9 15:00
+9(1.18%)
時価総額 10,692百万円
システムインテグレーター。ICTのコンサルやシステム設計、構築、運用のサービスを展開。情報通信機器の販売増で保守サービスは受注が増加。ソリューションサービス部門は売上増。24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/04/13
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9983 東証プライム
50,710
10/9 15:00
+570(1.14%)
時価総額 16,136,987百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,696
10/9 15:00
+115(1.34%)
時価総額 14,982,808百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17