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防衛関連への物色がより目立つことになりそう【クロージング】

2017/4/12 16:23 FISCO
*16:23JST 防衛関連への物色がより目立つことになりそう【クロージング】 12日の日経平均は続落。195.26円安の18552.61円(出来高概算19億2000万株)で取引を終えた。一時18460.59円と節目の18500円を下回っており、年初来安値を更新している。11日の米国市場は、主要株価指数が下落。シリアや北朝鮮情勢への警戒感から投資家心理の悪化が続いており、売り優勢の展開となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の18640円、円相場は1ドル109円70銭辺りと円高に振れて推移するなか、売り優勢の相場展開となった。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1700を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは石油石炭、非鉄金属、証券、輸送用機器、ガラス土石、電気機器、卸売、化学が下落。半面、水産農林、陸運、建設が小じっかり。物色は防衛関連に集中しており、値上り率上位をみると、細谷火工<4274>、石川製<6208>、北日本紡績<3409>、日本アビオニクス<6946>、興研<7963>、豊和工<6203>、重松製<7980>など軒並み2ケタの上昇率だった。 過熱警戒感が高まるものの、北朝鮮の緊張が続く中、防衛関連に資金が集中する展開が目立つ。さらに関連銘柄についても放射能関連等にも広がりがみられてきている。また、海外では投資家が韓国株のポジションを弱気に傾け始めていると、米経済誌バロンズが伝えている。北朝鮮が隣国を攻撃し、市場の急落を招くと見越していることは明らかと。投資家は資産総額32億ドルのETF「iシェアーズMSCI韓国キャップトETF」のプットオプションを購入してきたが、その背後には同ETFが今夏にも10%以上下落するとの読みがあるとも伝えている。まずは、15日の北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控え、これを無事通過するのを見極めたいところであろう。 週末はイースターで欧米市場は休場になるため、海外勢のフローは次第に減少することになるとみられる。そのため、短期資金が中心となり、防衛関連への物色がより目立つことになりそうである。 《AK》
関連銘柄 7件
3409 東証スタンダード
81
10/11 14:43
-1(-1.22%)
時価総額 1,626百万円
アラミド繊維原料など合繊紡績糸の製造・販売を行う。帝人からの受託生産が多い。中東向け民族衣装用生地なども手掛ける。中部薬品工業を傘下に収める。紡績事業は高付加価値分野に注力。テキスタイル事業は受注順調。 記:2024/05/16
4274 東証スタンダード
1,175
10/11 15:00
-3(-0.25%)
時価総額 4,738百万円
発煙筒や信号弾、各種インフレータ等の製造・販売を行う。1906年創業。火薬類の燃焼処分、硝酸ヒドロキシルアミン等の化成品も手掛ける。既存製品の効率的、安定的な生産体制整備図る。製品の高付加価値化に注力。 記:2024/07/08
6203 東証スタンダード
879
10/11 15:00
-10(-1.12%)
時価総額 11,030百万円
工作機械や空油圧機器、セラミック積層装置などの工作機械関連、小銃などの火器が柱。1907年設立。愛知県清須市に本社。路面清掃車で国内トップシェア。25.3期は特装車両事業の販売台数増加などを見込む。 記:2024/07/26
6208 東証スタンダード
1,523
10/11 15:00
+2(0.13%)
時価総額 9,726百万円
段ボール製函印刷機や段ボール重量包装機、合撚糸機などの製造販売を行う。機雷等の防衛機器も手掛ける。レンゴーが筆頭株主。アフターサービスや製品カスタマイズ、専用設計に強み。健康経営優良法人2024に認定。 記:2024/04/29
6946 東証スタンダード
2,523
10/11 15:00
+56(2.27%)
時価総額 42,298百万円
航空・宇宙用製品、防衛・産業用製品等を手掛ける情報システム部門が主力。抵抗溶接機、赤外線サーモグラフィ等の電子機器部門も。信号処理、画像処理技術等に強み。新規顧客獲得に向けてマーケティングを強化。 記:2024/09/02
7963 東証スタンダード
1,541
10/11 15:00
-8(-0.52%)
時価総額 7,865百万円
防塵・防毒マスクなど労働安全衛生保護具の製造・販売を行う。防塵マスクで国内トップシェア。オープンクリーンシステム「KOACH」なども手掛ける。産業用マスクの拡販、オープンクリーンシステムの営業強化図る。 記:2024/08/12
7980 東証スタンダード
831
10/11 15:00
-5(-0.6%)
時価総額 5,983百万円
防塵・防毒マスクなどの労働安全衛生保護具を製造・販売。筆頭株主のエアウォーター防災が生産する自給式呼吸器の販売も。新型コロナ対策向けマスクは受注減。順調な受注により、24.3期3Qは商品売上が2桁増。 記:2024/04/16