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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家虫とり小僧:知人から投資の相談を受けたときに気をつけていること

2017/4/12 15:43 FISCO
*15:43JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家虫とり小僧:知人から投資の相談を受けたときに気をつけていること 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家、虫とり小僧氏(ブログ:いつか子供に伝えたいお金の話、ツイッター:@mushitori)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2017年4月11日21時に執筆 親しい知人や職場内などで、なぜか「ちょっと投資に詳しいキャラ」に仕立てあげられてしまった私は、投資や保険などに関する質問や相談を受けることがよくあります。 友人から電話で相談を受けたりするだけはなく、ランチタイムに、年金の運用状況やアベノミクスについて質問をされたり、仕事を終えた帰り際に、同僚の契約している生命保険や医療保険の無駄のチェックを依頼される、なんて具合です。 ◎トイレでこっそりと・・ トイレで突然、ヒソヒソ声で「実はさぁ、数年前に買って、元本の半値になったまま塩漬けになってる投資信託があるんだけど、どうすればいいかなぁ?」、なんて相談(告白?)を受けたこともあります。いきなり耳元で囁かれたときには、マジでドキリとしました。 (あれは、一度も会話したことのない無口な同僚から、突然「私、見たんですよ」と言われ、「へぇ、何をですか?」と爽やかに返したら、「UFOです。あれはきっと無人偵察機ですよ」と言われたとき以来の衝撃でした。) 景気のいいときに、銀行や証券会社から勧められるままに買った株式やテーマ型などの投資信託をよく分からないまま保有している人は意外に多い印象を受けます。投資になんて縁も興味なさそう人から、「実は私・・」なんて告白(相談)されることがよくあるのです。 お金に関して、誰にも相談できずに悶々と悩んでいる人は意外に多いのかもしれません。 ◎本当に良心的なアドバイスを商売にするのは簡単ではない もちろん、私は報酬なんぞはもらわず、個人的な意見を述べるだけなのですが、つくづく思うことは、お金まわりのことで、本当に相手のためを思ってアドバイスをするような商売は儲からないだろうなぁ、ということです。 例えば生命保険なんかだと、無駄な特約を外したり、同じような保障内容をより低コストの商品でカバーすることで、けっこう簡単にそれなり保険料節約が可能となります。 しかしながら、低コストの良品は利幅も少ないであろうことは容易に想像がつきます。商品を販売する立場のアドバイザーは、おおいに悩むことになるでしょう。 「売り手の損は、買い手の得。売り手の得は、買い手の損」という悲しい原則が、金融商品にも当てはまるのです。 ◎お金に関するアドバイスは相手を見てほどほどに・・ 私は「お金」に関して他人にアドバイスをする際、自己責任を強調することを忘れず、決断を促すようなこともせず、自分の価値観を押し付けることがないよう細心の注意を払います。 また、相手が仕事上の失敗の責任をすぐに他人に押し付けるようなタイプの場合は、やんわりとはぐらかしてアドバイスしないこともあります。そういうタイプの人にお金のアドバイスするのは色々な意味で怖いですから。。 当然、知らない人からの相談や質問にも安易に回答しないようにしています。 いくら投資は自己責任が原則といっても、教えた投資商品で含み損を抱えて恨まれたり、その家族に怪しまれたりするリスクを背負ってまで、無理にアドバイスすることはないですよね。 まぁ、そもそも、私ごときが、そんなにたいしたアドバイスができるわけでもないのですが・・ ※「インデックス投資」や「積み立て投資」などに関する詳しい話は、自分のブログにクドクドと書いてあります。 ---- 執筆者名:虫とり小僧 ブログ名:いつか子供に伝えたいお金の話 ツイッター名:虫とり小僧(@mushitori) 《MT》