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後場に注目すべき3つのポイント~防衛関連が物色の中心に

2017/4/11 12:32 FISCO
*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~防衛関連が物色の中心に 11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・防衛関連が物色の中心に ・ドル・円は110円63銭、弱含み、日本株安の継続で ・アエリア、サイバーステップなど6社がストップ高 ■防衛関連が物色の中心に 日経平均は下落。89.39円安の18708.49円(出来高概算8億5000万株)で前場の取引を終えた。10日の米国市場は、NYダウ、ナスダックいずれも小幅に上昇。ただし、原油相場の上昇が好感されたものの、北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒が重しとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の18755円、円相場は1ドル110円70銭辺りと円高に振れて推移するなか、売り先行の展開となった。 その後、一時18681.95円まで下げ幅を広げる場面もみられたが、北朝鮮の動向を見極めたいとする模様眺めムードのなか、日経平均は5日線を挟んでのこう着が続いている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは不動産、小売、水産農林、精密機器が小じっかりな半面、海運、石油石炭、鉱業、銀行、証券、機械、金属製品、非鉄金属の弱さが目立つ。 全般売りが先行するなか、決算等材料のある銘柄への個別物色が中心のほか、石川製<6208>が連日で年初来高値を更新するなど、防衛関連への物色にとどまっている。もっとも、防衛関連については、15日には北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控えており、物色対象に広がりがみられている。これまでのような短期的な売買ではなく、トレンドが出てきていることもあり、対象銘柄を探る動きも意識されそうである。 一方で、東証2部銘柄が冴えない。シャープ<6753>の下落影響が大きいとはいえ、新興市場同様、東証2部銘柄へは個人主体の資金が集中していたこともあり、相場の転換点も意識されてきそうである。その他、東芝<6502>の上場廃止リスクが後退するようだと、シャープからの資金シフトが強まる可能性も意識される。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は110円63銭、弱含み、日本株安の継続で 11日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含む展開。日本株安の継続で買戻しが続かなかった。 ドル・円は、日経平均株価の下落で一時110円62銭まで下落。その後、日経平均が下げ幅を徐々に縮小たことで、目先の株価反転を期待した動きとなり、ドルは110円80銭付近まで値を戻した。 ただ、ランチタイムの日経平均先物の下げ幅縮小は一服。目先の日本株の反転期待は後退し、ドル・円は本日の安値を更新し、110円59銭まで弱含んだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは110円59銭から110円94銭、ユーロ・円は117円21銭から117円56銭、ユーロ・ドルは1.0589ドルから1.0602ドルで推移した。 12時17分時点のドル・円は110円63銭、ユーロ・円は117円13銭、ポンド・円は137円42銭、豪ドル・円は82円94銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 アエリア<3758>、サイバーステップ<3810>など6社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・黒田日銀総裁 「バランスシート縮小を含め最適な政策は十分可能」 「物価目標2%達成へ強力な金融緩和を続ける」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・東芝の4-12月期決算提出期限(これまで2度延期) ・決算発表 ユニファミ <海外> ・特になし 《FA》
関連銘柄 5件
3758 東証スタンダード
260
10/11 15:00
±0(0%)
時価総額 6,149百万円
スマホ向けゲーム開発、キャラクターグッズの販売等を行うコンテンツ事業、不動産賃貸・売買等を行うアセットマネージメント事業が柱。ITサービス事業も展開。モバイルコンテンツの開発、配信、運営の強化図る。 記:2024/08/29
3810 東証スタンダード
177
10/11 15:00
+1(0.57%)
時価総額 2,256百万円
「オンラインクレーンゲーム・トレバ」などのオンラインゲーム事業が主力。音響制作、声優プロダクションのエンターテインメント事業も。トレバはサービス強化で新規顧客層の獲得図る。外注費用の削減等に取り組む。 記:2024/05/10
6208 東証スタンダード
1,523
10/11 15:00
+2(0.13%)
時価総額 9,726百万円
段ボール製函印刷機や段ボール重量包装機、合撚糸機などの製造販売を行う。機雷等の防衛機器も手掛ける。レンゴーが筆頭株主。アフターサービスや製品カスタマイズ、専用設計に強み。健康経営優良法人2024に認定。 記:2024/04/29
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6753 東証プライム
977.4
10/11 15:00
-13.5(-1.36%)
時価総額 635,708百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01