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後場に注目すべき3つのポイント~中小型株物色も中心となる銘柄やテーマの出現が待たれる

2017/2/23 12:18 FISCO
*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~中小型株物色も中心となる銘柄やテーマの出現が待たれる 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・中小型株物色も中心となる銘柄やテーマの出現が待たれる ・ドル円は113円32銭、日本株安で戻りは鈍い状況 ・ジェイホールディングス、デュアルタップ、メドレックスなど4社がストップ高 ■中小型株物色も中心となる銘柄やテーマの出現が待たれる 日経平均は続落。67.80円安の19312.07円(出来高概算10億4000万株)で前場の取引を終えた。小幅に反発して始まったが、その後は下げ幅が100円を超える場面もあるなど、売り優勢の展開となっている。注目された連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、短期金利の「かなり早期」の引き上げが見込まれていることが明らかになった。早ければ3月14日・15日に開催される次回のFOMCで利上げについて検討する可能性が示唆された。しかし、3月利上げ観測が高まるなか、円相場は113円台前半での推移と反応は限られており、手控えムードにつながっている。 セクターでは空運、鉱業、倉庫運輸、食料品、医薬品、卸売がしっかり。半面、銀行、証券、非鉄金属、鉄鋼、ガラス土石、保険、その他金融、輸送用機器の弱さが目立つ。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。売買代金上位では全般軟調ななか、三菱自<7211>、JMC<5704>、ヤマトHD<9064>、SMC<6273>が堅調だった。 日経平均は狭いレンジ内での推移が続いており、5日線レベルでの攻防となっている。これまでのもち合いレンジ内での推移であり、方向感は掴みづらい状況である。FOMC議事録では3月利上げ観測が高まったが、円相場は横ばい推移となるなか、模様眺めムードにつながりやすい。金融セクターの弱さが目立っていることや、前日に20%を超える上昇をみせていた東芝<6502>が8%超の下落で推移していることもセンチメントを悪化させている。 物色は主力処を避け、中小型株での短期的な値幅取り狙いに向かいやすい。ただ、IPOラッシュとなるなか、中小型株についても物色対象が絞られやすく、中心となる銘柄やテーマの出現が待たれるところ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は113円32銭、日本株安で戻りは鈍い状況 23日午前の東京外為市場では、ドル・円は戻りの鈍い値動き。日本株安を受けドル売り・円買いの動きは弱まっていない。 前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月31日-2月1日開催分)から3月利上げ観測が後退し、NY市場ではドル・円は一時113円を割り込んだ。アジア市場では海外市場の下げを戻す展開となった。 ただ、日経平均株価の弱含みが続き、ドルの戻りは鈍い。また、ランチタイムの日経平均先物は引き続き軟調地合いのため、目先の日本株安継続を警戒した動きは目先も続きそうだ。足元では材料難で様子見ムードが広がっているもよう。 ここまでのドル・円の取引レンジは113円13銭から113円46銭、ユーロ・円は119円39銭から119円73銭、ユーロ・ドルは1.0544ドルから1.0558ドルで推移した。 12時10分時点のドル・円は113円32銭、ユーロ・円は119円63銭、ポンド・円は141円05銭、豪ドル・円は87円07銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ジェイホールディングス<2721>、デュアルタップ<3469>、メドレックス<4586>など4社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・木内日銀審議委員 「2018年度まで物価上昇率は2%を大きく下回り続ける」 ・ムニューチン米財務長官 「強いドルは米国経済への自信を反映する」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・12:45 20年国債入札の結果発表 ・13:30 木内日銀審議委員会見 <海外> ・特になし 《SK》
関連銘柄 8件
2721 東証スタンダード
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時価総額 1,112百万円
神奈川県、兵庫県でフットサル施設を運営。産業廃棄物処理施設の管理・運営等を行う環境ソリューション事業、太陽光発電施設の仕入・販売等を行う太陽光事業なども。スポーツ事業ではイベント企画で集客増を図る。 記:2024/08/02
3469 東証スタンダード
1,040
10/3 15:00
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資産運用型マンション「XEBEC」の開発・分譲等を行う不動産販売事業が主力。東京23区中心。不動産管理事業、海外不動産事業等も。不動産販売事業は販売チャネルの拡大図る。不動産管理事業は管理戸数が順調増。 記:2024/08/30
4586 東証グロース
97
10/3 15:00
+1(1.04%)
時価総額 4,263百万円
経皮吸収型製剤技術に強みを持つ創薬ベンチャー。香川県東かがわ市に本社。帯状疱疹後神経疼痛治療薬「MRX-5LBT」などが主要パイプライン。貼付剤パイプラインのほか、マイクロニードルの研究開発等も行う。 記:2024/08/19
5704 東証グロース
486
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時価総額 2,586百万円
精密砂型鋳造による試作・量産サービスや3Dプリンタ活用の樹脂製品量産サービスを展開。三次元測定サービスも。24.12期は前期に稼働した新鋳造棟の貢献を想定。樹脂製品の量産受注も進む見込み。最高業績を計画。 記:2024/04/11
6273 東証プライム
64,540
10/3 15:00
+810(1.27%)
時価総額 4,347,995百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
7211 東証プライム
412.5
10/3 15:00
+9.3(2.31%)
時価総額 614,741百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
9064 東証プライム
1,636
10/3 15:00
+22.5(1.39%)
時価総額 621,394百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07