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前場に注目すべき3つのポイント~FOMC議事録控え早期利上げ観測への思惑からショートカバーも

2017/2/22 8:20 FISCO
*08:20JST 前場に注目すべき3つのポイント~FOMC議事録控え早期利上げ観測への思惑からショートカバーも 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:FOMC議事録控え早期利上げ観測への思惑からショートカバーも ■外資系証券の注文動向:差し引き290万株の買い越し ■前場の注目材料:楽天、1000億円上限とした自社株買い実施 ■FOMC議事録控え早期利上げ観測への思惑からショートカバーも 22日の日本株市場は買い先行後は、次第にこう着感が強まりそうである。祝日明けの米国市場ではNYダウが8営業日続伸で連日の最高値更新となった。原油相場の上昇や、近く発表が予定される減税策への期待から終日堅調推移となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の19445円であり、これにサヤ寄せする格好となろう。円相場は1ドル113円60銭辺りで推移していることも、安心感につながりそうである。ただ、今晩のFOMC議事録の内容を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいほか、日経平均は上値抵抗として意識されている19500円に接近する局面においては、強弱感が対立しやすいところであろう。 昨日の日経平均は理想的なリバウンドの形となり、通常であればこれまでのもち合いレンジの上限である19500円処の突破を試す展開が意識されてくる。FOMC議事録の公表を前に、3月利上げへの思惑が強まるようだと、ややショートカバーの流れが優勢になりやすいだろう。一方で、トランプ大統領と議会がどのような政策で景気を刺激するのかが不透明なため、政策待ちとなる。そのため、レンジ上限を意識しつつも、こう着感の強い相場展開が続きそうである。 物色の流れとしてはインデックス主導による主力株への買いが先行した後は、次第に個別対応になりそうだ。米国市場ではウォルマートの決算が発表されたが、これまで年末商戦での売上不振に加えて、複数のアナリストが業績見通しや投資判断を引き下げており、小売企業の決算には警戒感が広がっていた。内容は予想を上振れており、過度な警戒感が後退する中、ファーストリテ<9983>などへ資金が向かいやすいだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き290万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り690万株、買い980万株、差し引き290万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 02月15日(水):180万株の売り越し 02月16日(木):130万株の買い越し 02月17日(金):150万株の買い越し 02月20日(月):190万株の買い越し 02月21日(火):330万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NYダウは8営業日続伸 (20743.00、+118.95) ・シカゴ日経225先物(19445、+65) ・NY原油は続伸(54.06、+0.66) ・2月ユーロ圏PMI速報値、約3年ぶり高水準 ・全国百貨店売上高、前年比1.2%減 ・円相場、1ドル113円60-70銭 ・かんぽ<7181>、第一生命<8750>、メガソーラーに100億円共同出資 ・東芝<6502>、キャノン<7751>へ医療器リース子会社売却へ ・楽天<4755>、1000億円上限とした自社株買い実施 ・東レ<3402>、炭素繊維に1000億円大型投資 ・コスモエネHD<5021>、キグナスと提携、500給油所に供給 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:00  営業毎旬報告(2月20日現在、日本銀行) <海外> ・10:30  中・新築住宅価格(1月) 《SK》
関連銘柄 8件
3402 東証プライム
849
10/4 15:00
+8(0.95%)
時価総額 1,385,127百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4755 東証プライム
913
10/4 15:00
-4.5(-0.49%)
時価総額 1,881,702百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
8,328
10/4 15:00
+85(1.03%)
時価総額 705,973百万円
コスモ石油、コスモエネルギー開発、コスモ石油マーケティングなどを傘下に収める持株会社。岩谷産業の持分法適用関連会社。再生可能エネルギー事業等も。半導体レジスト用樹脂など機能化学品の収益拡大に注力。 記:2024/08/10
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
7181 東証プライム
2,643.5
10/4 15:00
+36.5(1.4%)
時価総額 1,056,591百万円
日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。第一生命と業務提携。中期経営計画では26.3期純利益910億円目指す。 記:2024/05/10
7751 東証プライム
4,843
10/4 15:00
+41(0.85%)
時価総額 6,459,414百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
3,810
10/4 15:00
+64(1.71%)
時価総額 3,929,440百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(1.48%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10