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後場に注目すべき3つのポイント~自律反発を意識しつつも、上値追いは慎重

2017/2/21 12:23 FISCO
*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~自律反発を意識しつつも、上値追いは慎重 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・自律反発を意識しつつも、上値追いは慎重 ・ドル円は113円65銭、じり高、日本株は伸び悩み ・JHD、ソフィアHD、日シス技術など5社がストップ高 ■自律反発を意識しつつも、上値追いは慎重 日経平均は続伸。88.55円高の19339.63円(出来高概算7億3000万株)で前場の取引を終えた。小幅に上昇して始まり、その後は19300円を回復する場面をみせている。20日のNY市場はプレジデンツデーの祝日で休場。シカゴ日経225先物は時間外で横ばい推移。円相場は1ドル113円台前半での推移のなか、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。ただ、昨日の日経平均は25日線や一目均衡表の雲上限といった水準が支持線として意識されており、底堅さがみられていた。売り込みづらい需給状況のなか、自律反発を狙った動きに。 セクターではパルプ紙、保険、繊維、鉱業、証券、小売、機械、輸送用機器が堅調。一方で情報通信、水産農林が小安い。東証1部の騰落銘柄は、過半数までは行かないものの、値上がり数が上回っている。売買代金上位では、メガバンク3行のほか、東芝<6502>、トヨタ自<7203>、良品計画<7453>、ソニー<6758>、三井物産<8031>が上昇。半面、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、ブリヂストン<5108>、NTT<9432>が小安い。 日経平均は続伸で5日線を回復してきている。円相場が1ドル113円台半ばとやや円安に振れて推移しているほか、東芝<6502>がプラス圏で推移していることも安心感につながっている。前日に日経平均のけん引役だったソフトバンクG<9984>、ブリヂストン<5108>は利食い優勢ながらも小幅な下げにとどまっており、こちらもセンチメントを明るくさせている。 想定内の動きではあろうが、日経平均は25日線からのリバウンドで5日線を回復し、一目均衡表では雲上限が支持線として機能する格好でのリバウンドをみせている。遅行スパンについても実線を突破して、上方シグナルを発生させてきている。想定内とはいえ自律反発狙いの動きに向かいやすいところであろう。 ただし、22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されるため、この内容を受けて、より3月利上げへの思惑が強まる可能性を見極めたいところであるほか、トランプ大統領と議会がどのような政策で景気を刺激するのかが不透明なため、政策待ちとなる。自律反発を意識しつつも、上値追いは慎重だろう。中小型株についてもトレンドが強まりやすい半面、資金の逃げ足の速さが目立つ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は113円65銭、じり高、日本株は伸び悩み 21日午前の東京外為市場では、ドル・円はじり高。日本株高を手がかりにドル買い・円売りの流れとなり、113円台後半まで上昇した。ドル・円は113円09銭で寄り付いた後、日経平均株価の上げ幅拡大を背景にドル買い・円売りが続き、一時113円66銭まで上昇した。 その後、日経平均株価が前引けにかけて伸び悩んだことで、ドル買い・円売りは一服。113円50銭付近で横ばい推移となった。ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を拡大しており、目先の株価一段高を見込んだドル買いは入りやすい。ただ、利益確定売りなどが出やすい水準のため、目先の上昇ペースは緩やかになりそうだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは113円09銭から113円66銭、ユーロ・円は120円00銭から120円32銭、ユーロ・ドルは1.0579ドルから1.0616ドルで推移した。 12時10分時点のドル・円は113円65銭、ユーロ・円は120円24銭、ポンド・円は141円51銭、豪ドル・円は87円19銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・JHD<2721>、ソフィアHD<6942>、日シス技術<4323>など5社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・豪準備銀(2月7日開催分議事録) 「豪ドル高は経済の均衡を複雑にする可能性がある」 「豪ドルは商品価格の上昇に支えられ若干上昇した」 「金利据え置きは経済成長やインフレ目標と合致」 「中期的なインフレ見通しは引き続き安定」 ・メキシコ中銀副総裁 「政策決定ではインフレ動向を重視」 ・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁 「3月利上げは排除せず」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30  全産業活動指数(12月)  -0.2%  0.3% ・14:00  全国スーパー売上高(1月)    -2.0% ・14:00  民生用電子機器国内出荷(1月) ・15:00  百貨店売上高(全国・東京地区1月) <海外> ・特になし 《SK》
関連銘柄 12件
2721 東証スタンダード
154
10/4 15:00
-2(-1.28%)
時価総額 1,098百万円
神奈川県、兵庫県でフットサル施設を運営。産業廃棄物処理施設の管理・運営等を行う環境ソリューション事業、太陽光発電施設の仕入・販売等を行う太陽光事業なども。スポーツ事業ではイベント企画で集客増を図る。 記:2024/08/02
4323 東証プライム
1,920
10/4 15:00
+24(1.27%)
時価総額 47,687百万円
システム開発会社。システムの受託開発に加え、パッケージソフトやビッグデータビジネスも展開する。大学や金融向けパッケージソフトに強みを持つ。今期3Q累計はシステム受託開発や医療ビッグデータが堅調だった。 記:2024/04/15
5108 東証プライム
5,648
10/4 15:00
+39(0.7%)
時価総額 4,030,966百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6758 東証プライム
2,767
10/4 15:00
-13(-0.47%)
時価総額 17,274,652百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6942 東証スタンダード
1,085
10/4 14:55
±0(0%)
時価総額 4,567百万円
MVNO仮想モバイル通信やIP電話システムなど情報通信サービスと調剤薬局を展開。クラウド型不動産業務支援等も。インターネット関連事業は堅調。ネット関連のシステム開発等が順調。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/04/16
7203 東証プライム
2,586
10/4 15:00
-15.5(-0.6%)
時価総額 42,190,556百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7453 東証プライム
2,706
10/4 15:00
+31(1.16%)
時価総額 759,791百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1240店舗超。国内では生活雑貨中心に新商品を投入。 記:2024/05/17
7974 東証プライム
7,743
10/4 15:00
-22(-0.28%)
時価総額 10,055,757百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8031 東証プライム
3,375
10/4 15:00
+26(0.78%)
時価総額 10,217,431百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
9432 東証プライム
148.4
10/4 15:00
-0.1(-0.07%)
時価総額 13,437,666百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(-1.37%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17