マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/6 5:01:20
9,211,066
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~全般こう着のなかで個人主体による中小型株物色へ

2017/2/21 8:19 FISCO
*08:19JST 前場に注目すべき3つのポイント~全般こう着のなかで個人主体による中小型株物色へ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:全般こう着のなかで個人主体による中小型株物色へ ■外資系証券の注文動向:差し引き330万株の買い越し ■前場の注目材料:三井住友銀、りそなHD、関西の系列地銀統合へ ■全般こう着のなかで個人主体による中小型株物色へ 21日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続こう。20日の米国市場はプレジデンツデーの祝日で休場だったこともあり、引き続き商いは膨らみづらいだろう。また、昨日は寄付き直後に19115.11円まで下げたが、25日線や一目均衡表の雲上限といった水準が支持線として意識されており、底堅さがみられていた。13週線も支持線として機能しているなか、売り込みづらい状況であろう。 一方で22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されるため、この内容を受けて、より3月利上げへの思惑が強まる可能性を見極めたいところであるほか、トランプ大統領と議会がどのような政策で景気を刺激するのかが不透明なため、政策待ちとなる。さらに、東芝問題による需給面での影響が続くことになりそうであり、上値追いは慎重だろう。 そのため、物色としては前日に終日強含みに推移して日経平均を下支えしていたソフトバンクG<9984>の動向が引き続き注目されるほか、東芝<6502>の底入れを探る展開のなか、個人主体による中小型株にシフトしやすい。個人の需給状況は良好であり、東証2部、マザーズ、JASDAQのAIやIoT、フィンテックなどのテーマ株の循環物色は活発である。特にマザーズ銘柄には2月上旬を高値に足下調整をみせていたこともあり、仕切り直しの動きが意識されやすいだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き330万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り570万株、買い900万株、差し引き330万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 02月14日(火):470万株の買い越し 02月15日(水):180万株の売り越し 02月16日(木):130万株の買い越し 02月17日(金):150万株の買い越し 02月20日(月):190万株の買い越し ■前場の注目材料 ・米国市場は「プレジデンツデー」祝日の為休場 ・シカゴ日経225先物(19260、+10)時間外 ・円相場、1ドル113円10-15銭 ・1月コンビニ既存店売上高、4か月連続増 ・1月粗鋼生産2.7%増 ・半導体製造装置、1月も需要増 ・ギリシャ12月経常収支、赤字幅拡大 ・三井住友銀<8316>、りそなHD<8308>、関西の系列地銀統合へ ・三井物産<8031>、米不動産運用会社へ出資 ・東海東京証券<8616>、高木証券<8625>をTOBで買収へ ・双日<2768>、独化学品大手商社を買収 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・09:00  衆院予算委員会で中央公聴会 <海外> ・09:30 豪準備銀行2月理事会の議事要旨 《SK》
関連銘柄 8件
2768 東証プライム
3,463
10/4 15:00
+19(0.55%)
時価総額 866,789百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
8031 東証プライム
3,375
10/4 15:00
+26(0.78%)
時価総額 10,217,431百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8308 東証プライム
960.2
10/4 15:00
+10.4(1.09%)
時価総額 2,305,421百万円
りそな銀行を中核とする大手金融持株会社。クレジットカードや信用保証、リース事業等も。デジタルガレージとの資本業務提携を強化。十六FGとリテール分野で戦略的業務提携。26.3期純利益1700億円目標。 記:2024/05/16
3,089
10/4 15:00
+57(1.88%)
時価総額 12,122,879百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
500
10/4 15:00
+6(1.21%)
時価総額 130,291百万円
東海東京証券を中核とする持株会社。有価証券の売買、引受、売り出し、募集、売買委託の媒介等を展開。中部地方に強固な営業基盤を有す。配当性向50%以上目安。27.3期ROE12%、預かり金融資産12兆円目標。 記:2024/06/04
8625 東証2部
269
4/27 14:34
±0(0%)
時価総額 16,077百万円
大阪を本店とする中堅証券。1873年創業で個人取引など対面営業に定評。投信分析システム「ファンド・ラボ」や「投信の窓口」の拡大に注力。東海東京FHがTOBで子会社化。17年4月28日付けで上場廃止。 記:2017/05/31
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(-1.37%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17