マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,454.12
-57.88
暗号資産
FISCO BTC Index
10/11 23:25:35
9,230,063
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~日米首脳会談への期待と不安

2017/2/10 12:19 FISCO
*12:19JST 後場に注目すべき3つのポイント~日米首脳会談への期待と不安 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日米首脳会談への期待と不安 ・ドル・円は113円58銭、買い継続、日本株高継続に期待 ・ソフトバンクG、パナソニック、日産など10社の目標株価変更 ■日米首脳会談への期待と不安 日経平均は大幅に反発。446.31円高の19353.98円(出来高概算11億8000万株)で前場の取引を終えた。日経平均は大幅に反発して始まった。トランプ政権への政策期待からNYダウは最高値を更新するなか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円高の19155円となり、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に買いが先行。 SQに絡んだ商いは8万株程度の買い越しとの観測。セクターでは東証33業種全てが上昇しており、ゴム製品、鉱業、輸送用機器、倉庫運輸、石油石炭、陸運が3%を超える上昇。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1700を超えており、8割を超えている。 ギャップ・アップで始まった日経平均は、その後も上げ幅を広げている。寄付き段階でこれまでの抵抗として意識されていた、5日線、25日線、13週線のほか、一目均衡表の雲上限や転換線、基準線といった現在の抵抗を一気に突破しており、センチメントが大きく改善している。遅行スパンは年初の処に位置しているため上方シグナル発生には届いていないが、来週以降の突破が期待されてきそうだ。 もっとも、日米首脳会談では「自動車問題はトランプ大統領の関心が高く、確実に議題になる」と報じられており、ハシゴを外される可能性などもくすぶる。いったんはポジションをニュートラルに戻す動きとみられるが、一段の上昇には慎重になりそうだ。また、インデックスに絡んだ商いが中心となるなか、中小型株は相対的に見送られよう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は113円58銭、買い継続、日本株高継続に期待 10日午前の東京外為市場では、ドル・円はしっかり。日本株の堅調地合いを背景にドルは一時113円80銭まで上昇した。 トランプ大統領による経済政策への期待感から、前日海外市場でドルは113円台を回復。今日のアジア市場でもドル買いの流れが続き、日経平均株価の大幅高を手がかりにドル・円は一時113円80銭まで上昇した。 その後ドル買いは一服しているものの、ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いとなっており、目先の日本株高継続を期待したドル買い・円売りが続く見通し。日米首脳会談を控え積極的には動きづらいが、114円回復が視野に入っているようだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは113円24銭から113円80銭、ユーロ・円は120円65銭から121円34銭、ユーロ・ドルは1.0650ドルから1.0667ドルで推移した。 12時15分時点のドル・円は113円58銭、ユーロ・円は121円20銭、ポンド・円は142円19銭、豪ドル・円は86円94銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・安江工務<1439>、正興電<6653>、第一精工<6640>など7社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・ソフトバンクG<9984>、パナソニック<6752>、日産<7201>など10社の目標株価変更 ・1月国内企業物価指数:前年比+0.5%(予想:0.0%、12月:-1.2%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30 第3次産業活動指数(12月)  -0.2%  0.2% ・14:00 国債・借入金・政府保証債務残高(12月末) <海外> ・特になし 《SK》
関連銘柄 6件
1439 東証スタンダード
1,510
10/11 15:00
+11(0.73%)
時価総額 2,017百万円
住宅リフォーム事業が主力。愛知県地盤。オリジナル建材「無添加厚塗りしっくい」に強み。注文住宅の設計・施工等を行う新築住宅事業、不動産流通事業も。オリジナルキッチン「kostad」の積極提案等で差別化図る。 記:2024/08/05
6640 東証プライム
1,588
10/11 15:00
-24(-1.49%)
時価総額 29,732百万円
精密部品メーカー。コネクタ、HDD関連部品等を手掛ける電気・電子部品事業が主力。安全走行系のセンサなどの自動車部品事業等も。高機能コネクタの拡販に注力。センサ、各種成形品など車載部品の受注拡大図る。 記:2024/06/18
6653 東証プライム
1,297
10/11 15:00
+10(0.78%)
時価総額 16,347百万円
発電・変電設備や監視制御システム、配電用機器等の電力部門、水処理監視制御システムや受配電設備等の環境エネルギー部門が柱。1921年創業。電力部門は総合制御所向け制御システム、スマート保安システム等が順調。 記:2024/08/01
1,298.5
10/11 15:00
-11(-0.84%)
時価総額 3,186,593百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
396.3
10/11 15:00
-3.5(-0.88%)
時価総額 1,672,669百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17