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後場に注目すべき3つのポイント~ドル円相場をにらんだ展開に、市場はドル安加速を警戒

2017/2/6 12:27 FISCO
*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~ドル円相場をにらんだ展開に、市場はドル安加速を警戒 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・ドル円相場をにらんだ展開に、市場はドル安加速を警戒 ・ドル円は112円42銭、戻り鈍い、米3月利上げ期待後退で売り先行 ・大木ヘルケア、DWTI、ヤフーなど11社がストップ高 ■ドル・円相場をにらんだ展開に、市場はドル安加速を警戒 日経平均は上昇。前日比55.87円高の18974.07円(出来高概算9億2000万株)で前場の取引を終えている。米国株の上昇を材料に、東京市場は銀行株などを中心に買い優勢でスタート。日経平均は9時03分に19075.57円まで上昇した。ただ、為替市場では、ドル・円が112円40銭台と円高ドル安が進行。明日の米貿易収支発表に伴い、市場予想通りの450億ドルの赤字となれば、トランプ大統領が貿易赤字を問題視する可能性があり、ドル安加速が警戒視されている。日経平均は前日終値水準まで上げ幅を縮小するなど上値の重さが意識されている。 業種別では、水産・農林、銀行、証券、金属製品、保険、ガラス・土石、海運が上昇している一方、その他製品、電気・ガス、食料品、繊維、非鉄金属、化学がさえない。TOPIXコア30銘柄では、三菱UFJ<8306>、ホンダ<7267>、三井住友<8316>、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>が買われているが、信越化<4063>、三菱商事<8058>、日産自<7201>がさえない。 後場にかけても日経平均の上値は重くなりそうだ。一方、為替市場では、一部市場関係者は「週末の日米首脳会談が意識されて積極的にドル買いで動くのはリスク」とコメントしている。トランプ大統領は為替水準への不満だけではなく、日本の金融政策まで言及する可能性もある。仮に首脳会談で金融政策まで踏み込むとなれば、ドル・円は110円台に突入する展開も視野に入ろう。後場は欧州投資家が参戦する14時台から、為替が動意づく可能性も。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は112円42銭、戻り鈍い、米3月利上げ期待後退で売り先行 6日午前の東京外為市場では、ドル・円は戻りの鈍い展開。米3月利上げ期待の後退で売り 先行となった。ドル・円は、前週末に発表された米1月雇用統計が強弱まちまちだったため、米3月利上げ観測はやや後退。日経平均株価の上げ幅縮小を手がかりに機関投資家の買いのポイントとみられる112円50銭を割り込み、一時112円23銭まで下げた。 その後も日経平均のプラス圏推移が続きドル売り・円買いは一服したものの、積極的なドル買いは手控えられているもよう。ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しているが、戻りの鈍い展開が続きそうだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは112円23銭から112円71銭、ユーロ・円は121円06銭から121円58銭、ユーロ・ドルは1.0775ドルから1.0792ドルで推移した。 12時15分時点のドル・円は112円42銭、ユーロ・円は121円21銭、ポンド・円は140円38銭、豪ドル・円は86円19銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・大木ヘルケア<3417>、DWTI<4576>、ヤフー<4689>など11社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・英商工会議所 「EU離脱決定後のポンド安で恩恵を受けた企業は全体の4分の1程度」 ・12月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+0.1%(予想:+0.4%、11月:+0.5%) ・豪・12月小売売上高:前月比-0.1%(予想:+0.3%、11月:+0.2%) ・中・1月財新サービス業PMI:53.1(12月:53.5) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SK》
関連銘柄 11件
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+6(0.68%)
時価総額 12,580百万円
大手ヘルスケア専門商社「大木」を中核とする持株会社。1658年創業。医薬品や健康食品、化粧品、衛生雑貨、介護用品等の卸売を行う。流通限定品の売上構成比率の向上図る。CBDスタートアップ企業と資本業務提携。 記:2024/06/13
4063 東証プライム
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時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
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-2(-2.74%)
時価総額 2,561百万円
眼科領域に注力するバイオベンチャー。プロテインキナーゼ阻害剤中心に新薬候補化合物の創出を行う。基礎研究から臨床開発に経営資源集中。パイプラインの拡充図る。眼科手術補助剤「DW-1002」は販売順調。 記:2024/06/18
4689 東証プライム
420.1
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時価総額 3,205,850百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
7201 東証プライム
396.3
10/11 15:00
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時価総額 1,672,669百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7267 東証プライム
1,558
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-16(-1.02%)
時価総額 8,466,616百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8058 東証プライム
2,961.5
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-2.5(-0.08%)
時価総額 12,771,415百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
1,552
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+26.5(1.74%)
時価総額 20,613,656百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
3,167
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+46(1.47%)
時価総額 12,428,993百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9433 東証プライム
4,715
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-80(-1.67%)
時価総額 10,864,209百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17