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今日の為替市場ポイント:欧米株高を意識してドルは下げ渋る可能性も

2017/2/6 7:58 FISCO
*07:58JST 今日の為替市場ポイント:欧米株高を意識してドルは下げ渋る可能性も 3日のドル・円相場は、東京市場では112円51銭から113円23銭で推移。欧米市場でドルは113円45銭まで買われた後、112円32銭まで反落し、112円61銭で取引を終えた。 本日6日のドル・円は、112円台で推移か。米3月利上げ観測はやや後退したが、欧米株高を意識してリスク回避的な円買いはある程度抑制される見込み。 市場関係者の間では、「10日に行われる日米首脳会談の結果はドル・円相場の当面の方向性を決定するのではないか?」との見方が広がっている。トランプ大統領は、中国、日本、ドイツなどの貿易黒字国は通貨安を誘導し、貿易競争で優位な立場にあると批判していることから、日米首脳会談では、安倍首相らがトランプ大統領に対して日本の金融・経済政策は円安誘導を目的とするものではないことを説明するとみられている。 一部の市場関係者は、日米首脳会談で「ドル高・円安の進行は日米双方にとって好ましくない」との認識が共有された場合、日本銀行の金融政策に影響が及ぶことを警戒している。また、金融緩和策による円安進行への期待が大きく後退した場合、日本株の先高観も後退し、リスク回避的なドル売り・円買いが広がる可能性があるとみられている。 なお、7日に発表される12月の米貿易収支は要注目の経済指標になるとの声が聞かれている。市場予想は450億ドルの貿易赤字で赤字額は11月の452億ドルに近い水準になる見込み。市場予想と一致してもトランプ大統領がツイッターで大規模な貿易赤字を問題視した場合、ドル売りが強まる可能性がある。 《SK》