マーケット
10/7 15:15
39,332.74
+697.12
42,352.75
+341.16
暗号資産
FISCO BTC Index
10/7 23:25:54
9,504,988
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~TOPIX前引け0.01pt安の思惑

2016/12/21 12:27 FISCO
*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~TOPIX前引け0.01pt安の思惑 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・TOPIX前引け0.01pt安の思惑 ・ドル・円は117円63銭付近、ドル・円は反落、日本株にらみの値動き ・信越化学、トヨタなど8社の目標株価変更 ■TOPIX前引け0.01pt安の思惑 日経平均は続伸。28.27円高の19522.80円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えた。米国株高の流れを受けて買い先行で始まると、寄付き直後には一時19592.90円まで上げ幅を拡大させている。その後は利益確定の売り等も出やすく、上げ幅を縮めている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めているなか、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>が日経平均をけん引。 規模別指数は大型株指数のみが上昇。セクターでは、輸送用機器、卸売、保険、石油石炭、証券、ゴム製品、水産農林が小じっかり。一方で精密機器、その他製品、空運、電力ガス、鉄鋼、情報通信が小安い。 日経平均は年初来高値更新ながらこう着感の強い相場展開。TOPIXは-0.01ptの下落となった。TOPIXが僅かでも下げに転じたことにより、午後は日銀のETF買い入れが意識されてくる可能性がありそうだ。前日の後場からの強い値動きについてもETF買い入れのインパクトが大きかったとみられ、後場の動向が注目される。 一方で、こう着が続くようだと、コア銘柄へは利益確定が強まり、材料株での短期売買が中心になりやすいところではある。出遅れ中小型株へのシフトを意識しておきたい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は117円63銭付近、ドル・円は反落、日本株にらみの値動き 21日午前の東京外為市場では、ドル・円は反落。日本株の目先の下落が見込まれ、ドル買い・円売りが弱まった。ドル・円は、前日の海外市場ではドル買い・円売りの流れ118円台を回復。今日のアジア市場でも下値の堅い展開となっている。日経平均株価の上昇を受けてドルは一時118円07銭まで上昇。その後、日経平均株価の買いが続かないため、ドルは利益確定売りに押された。 また、ランチタイムの日経平均先物がマイナス圏に転落し、目先の日本株安を見込んだドル売り・円買いが強まり一時117円55銭まで値を切り下げた。ただ、ドルは117円前半では押し目買いが観測されており、目先も下値は堅そうだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは117円55銭から118円07銭、ユーロ・円は122円39銭から122円63銭、ユーロ・ドルは1.0386ドルから1.0402ドルで推移した。 12時23分時点のドル・円は117円63銭、ユーロ・円は122円47銭、ポンド・円は145円65銭、豪ドル・円は85円32銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・信越化学<4063>、トヨタ<7203>など8社の目標株価変更 ・UTGROUP<2146>、富通コンポ<6719>、シンシア<7782>など7社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・マネックスG<8698>、ランチライムに11月の月次業績を発表 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30 10月全産業活動指数(前月比予想:+0.1%、9月:+0.2%) <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 8件
2146 東証プライム
2,720
10/7 15:00
+43(1.61%)
時価総額 109,787百万円
製造業中心に人材派遣・請負等を行うUTエイムなどを傘下に収める持株会社。半導体、自動車関連企業などが取引先。構造改革ソリューションの提供等も。技術職社員数は5万2000名超。製造派遣分野に経営資源集中。 記:2024/08/13
4063 東証プライム
6,142
10/7 15:00
+119(1.98%)
時価総額 12,432,163百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
928
11/19 15:00
+1(0.11%)
時価総額 13,577百万円
電子回路接続部品のリレーやタッチパネルなどを手掛ける。車載用、産業用を開拓。投資ファンドのTOB成立。臨時株主総会を経て上場廃止予定。一部海外顧客向け車載リレー等が低調。19.3期2Qは売上横ばい。 記:2018/10/29
6857 東証プライム
7,191
10/7 15:00
+217(3.11%)
時価総額 5,509,521百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
2,645.5
10/7 15:00
+59.5(2.3%)
時価総額 43,161,298百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7782 東証スタンダード
460
10/7 15:00
+9(2%)
時価総額 3,157百万円
使い捨てコンタクトレンズの製造・販売を行う。シンシアワンデーSが主力商品。コンサルティング事業やシステム事業も手掛ける。シンシアワンデーSは売上順調。ユーザー等からの高評価で取り扱い店舗数が伸びる。 記:2024/06/25
8698 東証プライム
632
10/7 15:00
+11(1.77%)
時価総額 169,027百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
9983 東証プライム
50,450
10/7 15:00
+1,240(2.52%)
時価総額 16,054,249百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10