マーケット
10/9 15:15
39,277.96
+340.42
42,080.37
+126.13
暗号資産
FISCO BTC Index
10/10 3:21:23
9,171,231
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ユーロ週間見通し:対円レートは下げ渋りか、ドル高・円安に連れる展開に

2016/12/17 15:02 FISCO
*15:02JST ユーロ週間見通し:対円レートは下げ渋りか、ドル高・円安に連れる展開に ■軟調推移、米国との金利差拡大を意識した売り継続 先週のユーロ・ドルは軟調推移。米金利見通しの引き上げを意識したユーロ売り・米ドル買いは続いており、一時1.0367ドルまでユーロ安・米ドル高に振れる展開となった。欧州の金融不安が払しょくされていないこともユーロの反発を抑える一因となった。取引レンジ:1.0367ドル-1.0670ドル。 ■弱含みか、米長期金利の上昇継続ならドル選好地合い 今週のユーロ・ドルは弱含みか。欧州中央銀行(ECB)による金融緩和方針の継続が意識されており、ユーロ売り・米ドル買いは続くとみられる。2017年の米利上げペースが上方修正されていることもユーロ売り・ドル買い材料になる。米長期金利の上昇基調が続けば、ユーロの上値は一段と重くなりそうだ。 予想レンジ:1.0300ドル−1.0550ドル ■堅調推移、米ドル高・円安進行の影響受ける 先週のユーロ・円は堅調推移。米ドル高・円安の進行によってユーロは一時124円台前半まで買われた。米金利見通し引き上げを受けてユーロ売り・米ドル買いの取引は増えたものの、日米の株高を意識したリスク選好的な円売り・米ドル買いは一段と強まり、この影響でユーロは対円で強い動きとなった。取引レンジ:121円41銭-124円10銭。 ■対円レートは下げ渋りか、ドル高・円安に連れる展開に 今週のユーロ・円は下げ渋る展開か。ECBによる金融緩和政策の継続を意識して、対米ドルではユーロ売りが続くとみられる。ただ、足元では米ドル・円の値動きに影響を受けやすく、米ドル高・円安が続いた場合、ユーロは対円で下げ渋る展開が予想される。 ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント ・20日:10月経常収支(9月:+298億ユーロ) 予想レンジ:122円00銭-125円00銭 《FA》