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豪ドル週間見通し:下げ渋りか、景気減速懸念後退で売り圧力弱まる

2016/12/17 15:01 FISCO
*15:01JST 豪ドル週間見通し:下げ渋りか、景気減速懸念後退で売り圧力弱まる ■やや強含み、中国経済指標の改善や雇用増などが好感される 先週の豪ドル・円はやや強含み。中国の11月鉱工業生産、11月小売売上高が予想を上回ったことや11月雇用統計で失業率は悪化したが、正規就業者が大幅に増えたことが好感され、豪ドル買いが優勢になった。米ドル・円が一時118円台後半まで円安になったことも影響したようだ。取引レンジ:85円74銭-87円54銭。 ■下げ渋りか、景気減速懸念後退で売り圧力弱まる 今週の豪ドル・円は下げ渋る見通し。11月の正規就業者が大幅増となったことで、景気減速への懸念は後退し、豪ドル売りの圧力は多少弱まる見込み。米ドル高・円安継続の可能性があることも対円レートを下支えするとみられる。有力な経済指標の発表予定はないが、豪準備銀行の12月理事会議事要旨発表が手掛かり材料になりそうだ。 ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント ・20日:豪準備銀行12月理事会議事要旨 予想レンジ:85円00銭-88円00銭 《FA》