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前場に注目すべき3つのポイント~円安材料視も次第に中小型株にシフトか

2016/12/15 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~円安材料視も次第に中小型株にシフトか 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:円安材料視も次第に中小型株にシフトか ■外資系証券の注文動向:差し引き240万株の売り越し ■前場の注目材料:政府が日立の受注案件である英原発に1兆円支援 ■円安材料視も次第に中小型株にシフトか 15日の日本株市場は、買い先行後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。米FRBは、1年ぶりとなる政策金利の引き上げを全員一致で決定した。同時に、向こう1年に従来予想以上の速さで利上げを実施するとの見通しを示した。これを受けて米国市場は利食いの流れが強まっている。円相場は1ドル117円台に乗せ、シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の19340円だった。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行し、ハイテクや自動車株などへの関心が集まりそうだ。一方で、内需ディフェンシブ系は一服となり、結果的には売り買いが交錯しやすい。米株安の影響は限られようが、FOMC通過により、海外勢はクリスマス休暇に入ってくると考えられる。商いが細る中で、方向感を掴みづらくさせる。また、一夜明けた米国市場がトランプ物色を強めてくるかを見極めたいとのムードも強まりそうだ。 その為、円安等を材料視するものの、積極的な上値追いは限られそうであり、次第に個人主体による中小型株や材料株等での値幅取りに向かわせる可能性がある。ただし、昨日は午後からソフトバンクG<9984>が急動意をみせたが、その時点で新興市場から資金がシフトする場面も意識されていた。限られた資金で逃げ足も速いことから、値動きの荒さも意識しておく必要がありそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き240万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り810万株、買い570万株、差し引き240万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 12月08日(木):200万株の買い越し 12月09日(金):460万株の売り越し 12月12日(月):270万株の売り越し 12月13日(火):340万株の売り越し 12月14日(水):240万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NYダウは下落(19792.53、-118.68) ・NY原油は下落(51.04、-1.94) ・FRB、1年ぶりに利上げ、17年は3回の利上げ見込む ・山口県で日露首脳会談 ・政府が日立<6501>の受注案件である英原発に1兆円支援 ・ゴーン氏、日産<7201>と三菱自<7211>、EV技術共通化方針を明らかに ・三井物産<8031>、露の食料大手ルスアグロと製薬大手アールファームに出資方針 ・ホンハイとシャープ<6753>の液晶パネル合弁、サムスン向け供給中断 ・旭硝子<5201>、欧州化学大手のソルベイのタイ子会社を買収 ・日本製紙<3863>、ポスト炭素繊維の「CNF」で強化した樹脂の生産を17年6月から開始 ・トヨタ<7203>、新SUVを発売 ・MS-Japan<6539>が東証マザーズに新規上場 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日ロ首脳会談 <海外> ・09:30 豪・11月失業率(予想:5.6%、10月:5.6%) ・09:30 豪・11月雇用者数増減(予想:+1.75万人、10月:+1.09万人) ・EU首脳会議(16日まで) 《WA》
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3863 東証プライム
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7203 東証プライム
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時価総額 41,798,997百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7211 東証プライム
399.4
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時価総額 9,866,254百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
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時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17