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前場に注目すべき3つのポイント~18000円突破でいったん利益確定からの値固めへ

2016/11/18 8:25 FISCO
*08:25JST 前場に注目すべき3つのポイント~18000円突破でいったん利益確定からの値固めへ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:18000円突破でいったん利益確定からの値固めへ ■外資系証券の注文動向:差し引き160万株の売り越し ■前場の注目材料:トヨタ、EV開発の社内新組織 ■18000円突破でいったん利益確定からの値固めへ 18日の日本株市場は買い先行となり、日経平均は節目の18000円を捉えることで、直近足踏みであった2月戻り高値や週足ベースの一目均衡表の雲を上放れてくる格好となる。17日の米国市場は予想を上回った経済指標のほか、イエレン(FRB)議長が早期の利上げが適切との認識を示したことが好感された。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比220円高の18100円、円相場は1ドル110円台に乗せている。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から節目の18000円を捉えてくることになろうが、その後は18000円を支持線に変えてくる流れを見極めることになりそうだ。先高期待の強い相場展開のなか、ポジションとしては買いに傾いている需給状況である。11月第2週の海外投資家による売買動向では、日本の現物株と先物合計の売買は、6228億円の買い越しだった。大統領選通過後に買いに転じているとみられ、乱高下の局面とすれば16000円前半から買っており、節目の18000円突破で利益確定が意識されてくる。 その為、一段の上昇を意識しつつも、まずは18000円を支持線とした底固めの動きに向かう可能性が高そうだ。物色についてはこのところ大型株が一服のなか、中小型株の物色に広がりが見られている。本日は朝方こそ主力大型株主導となろうが、その後は中小型株へ広がりをみせる展開を想定したい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き160万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1020万株、買い860万株、差し引き160万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 11月11日(金):100万株の売り越し 11月14日(月):320万株の売り越し 11月15日(火):390万株の買い越し 11月16日(水):50万株の売り越し 11月17日(木):90万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(18903.82、+35.68) ・NY原油は下落(45.42、-0.15) ・イエレン議長、12月利上げを示唆 ・欧州の銀行、米国ストレステストで赤信号 ・日銀、利回り指定で国債無制限購入 ・地銀5行、フィンテックでVBに出資 ・ZMP<7316>、上場承認直後に顧客情報流出 ・ハウステンボス、「変なホテル」がギネス認定 ・東電<9501>の福島第一原発の廃炉、税制で支援検討 ・三井物産<8031>、パナソニックヘルスケアに出資 ・日本郵便、ドコモ<9437>などと高齢者支援サービス参入 ・トヨタ<7203>、EV開発の社内新組織、デンソー<6902>、アイシン精機<7259>等からの出向者も ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 6件
6902 東証プライム
2,255
9/27 15:00
+47(2.13%)
時価総額 7,107,264百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,751.5
9/27 15:00
+25(0.92%)
時価総額 44,890,687百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7259 東証プライム
1,673
9/27 15:00
-3,341(-66.63%)
時価総額 1,353,497百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。駆動ユニット、電動ウォーターポンプ、パワースライドドアで世界シェアトップクラス。トヨタ以外ではステランティス社などが得意先。政策保有株式のゼロ化、グローバル在庫の圧縮図る。 記:2024/09/02
8031 東証プライム
3,269
9/27 15:00
+30(0.93%)
時価総額 9,896,528百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
701.6
9/27 15:00
+14.8(2.15%)
時価総額 1,127,484百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13