マーケット
10/1 15:15
38,651.97
+732.42
42,330.15
+17.15
暗号資産
FISCO BTC Index
10/2 4:26:21
8,932,526
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~上げ一服も金融株の強い値動きは安心感に

2016/11/15 12:25 FISCO
*12:25JST 後場に注目すべき3つのポイント~上げ一服も金融株の強い値動きは安心感に 15日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・上げ一服も金融株の強い値動きは安心感に ・ドル・円は108円21銭付近、ドル下げ渋り、日本株にらみの展開 ・JR東海、ラウンドワンなど14社の目標株価変更 ■上げ一服も金融株の強い値動きは安心感に 日経平均は反落。26.11円安の17646.51円(出来高概算12億株)で前場の取引を終えている。NYダウが連日で年初来高値を更新しているほか、為替市場ではドル・円が1ドル108円台半ばと円安に振れて推移するなか、買い先行で始まった。しかし、寄付き直後につけた17727.58円を高値にこう着感の強い相場展開となり、次第に利益確定の売りに抑えられる格好となった。 セクターでは前日にコンセンサスを上回る決算を発表した三菱UFJ<8306>などメガバンクを中心とした銀行株が堅調。一方で、パルプ紙、陸運、サービス、海運などが一服。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数では大型株指数のみがプラス圏での推移。 日経平均は戻り高値を更新した後はこう着感の強い相場展開となっており、日中値幅は70円弱にとどまっている。前日までの上昇で4月戻り高値をクリアし、2月以来の水準まで上昇していることもあり、短期的な過熱感から利益確定の売りも意識されやすい水準であろう。 もっとも三菱UFJ<8306>が4%を超える上昇をみせるなど、金融株の強い値動きは安心感につながるため、短期的な過熱感を意識しつつも、先高期待は後退せず、押し目買い意欲の強さが窺える。利食いをこなしながらも、相対的に出遅れているセクターや銘柄でのリバランスが意識されやすい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は108円21銭付近、ドル下げ渋り、日本株にらみの展開 15日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋り。やや不安定な日本株に連動した値動きとなった。 ドル・円は前日海外市場では108円54銭まで上昇。アジア市場では、特にリスク要因が見当たらず米次期政権への期待や12月利上げ観測は継続しているが、米債利回りの上昇一服を受けドル買いはやや弱まっているようだ。 日経平均株価が前日終値付近でもみあう展開で、マイナス圏に振れるとドルは売りが強まり一時107円80銭まで値を下げた。ただ、株の下げは限定的となっており、ドルは下落局面となっても下値は堅いようだ。 ランチタイムの日経平均先物は引き続き不安定となっており、午後も日本株が一進一退となればドルは108円付近でもみあう展開が続きそうだ。 12時22分時点のドル・円は108円21銭、ユーロ・円は116円36銭、ポンド・円は135円20銭、豪ドル・円は81円89銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・JR東海<9022>、ラウンドワン<4680>など14社の目標株価変更 ・イグニス<3689>、細谷火<4274>、フューチャーVC<8462>など5社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・12:45 5年国債入札の結果発表 <海外> ・ブラジル株式市場は「共和制宣言記念日」祝日のため休場 《WA》
関連銘柄 6件
3689 マザーズ
2,995
6/29 15:00
+1(0.03%)
時価総額 46,950百万円
恋愛・婚活マッチングサービス「with」のマッチング事業が主力。バーチャルライブプラットフォームの運営等も展開。withは口コミによる新規流入数が増加傾向。21.9期2Qはマッチング事業が2桁増収。 記:2021/06/07
4274 東証スタンダード
1,258
10/1 15:00
+77(6.52%)
時価総額 5,072百万円
発煙筒や信号弾、各種インフレータ等の製造・販売を行う。1906年創業。火薬類の燃焼処分、硝酸ヒドロキシルアミン等の化成品も手掛ける。既存製品の効率的、安定的な生産体制整備図る。製品の高付加価値化に注力。 記:2024/07/08
4680 東証プライム
1,102
10/1 15:00
+7(0.64%)
時価総額 315,787百万円
屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン」の運営等を行う。アミューズメント部門の売上高比率が高い。クレーンゲーム専門店の運営等も。米国はスポッチャ収入が好調。新サービス開発や海外の新規出店などに注力。 記:2024/06/18
1,479.5
10/1 15:00
+26(1.79%)
時価総額 19,650,712百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
985
9/26 15:00
+66(7.18%)
時価総額 8,769百万円
独立系ベンチャーキャピタル。京都市に本社。地方創生ファンド、CVCファンドの組成等を行う。アーリーステージ企業に積極投資。投資残高は80億円超。地方創生ファンドは地方公共団体等との連携強化で規模拡大図る。 記:2024/07/29
9022 東証プライム
3,279
10/1 15:00
-38(-1.15%)
時価総額 3,377,370百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。ジェイアール名古屋タカシマヤ等の流通業、不動産業、ホテル業等も。東海道新幹線は個室を導入予定。台湾高鐵から技術コンサルティングを受託。 記:2024/06/04