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後場に注目すべき3つのポイント~円高による減益もアク抜けとしてみてくる可能性

2016/10/25 12:24 FISCO
*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~円高による減益もアク抜けとしてみてくる可能性 25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・円高による減益もアク抜けとしてみてくる可能性 ・ドル・円は104円44銭付近、ドル104円台を維持、日本株の堅調地合いで ・いすゞ、DeNAなど6社のレーティング格上げ ■円高による減益もアク抜けとしてみてくる可能性 日経平均は続伸。106.73円高の17341.15円(出来高概算9億1000万株)で前場の取引を終えている。買い先行で始まると、寄付きを安値に上げ幅を広げており、上げ幅は100円を超えてきている。24日の米国市場はTモバイルUSの好決算のほか、AT&Tとタイムワーナーによる企業の合併・買収(M&A)の動きを好感し、終日堅調な展開となった。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の17340円だったほか、円相場は1ドル104円台前半と円安に振れて推移していること等も材料視されている。また、決算が本格化する中、注目されていた日本電産<6594>が予想を上回る4-9月期決算のほか、円高を撥ね退けて通期計画の上方修正を発表したこと好材料視されている。 セクターでは銀行、輸送用機器、保険、ゴム製品、その他金融、証券が上昇。半面、原油相場の下落影響もあってか、鉄鋼、鉱業が冴えない。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも上昇しているが、大型株指数の強さが目立っている。なお、きょう上場のJR九州<9142>の初値は売り出し価格(2600円)を500円上回る3100円だった。 JR九州<9142>が好スタートを切った。個人の利食い資金が中小型株にシフトすると見込んでいたが、マザーズ、ジャスダックともにマイナス圏で推移しており、中小型への資金還流は限られているようである。主力企業の決算発表が本格化する中、決算を手掛かりとした大型株物色に向かっているように映る。 決算を手掛かりとした日替わり物色になりやすいが、安川電<6506>、日本電産<6594>と順調な状況である。また、減益観測が伝えられている富士重<7270>などもプラス圏で推移している。円相場は1ドル104円台半ばとじりじりと円安に振れてきており、円高による減益もアク抜けとしてみてくる可能性が高そうである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は104円44銭付近、ドル104円台を維持、日本株の堅調地合いで 25日午前の東京外為市場では、ドル・円は小じっかり。日本株の堅調地合いを受け104円台半ばまで値を切り上げた。ドル・円は、前日海外市場で米12月利上げ観測がさらに広がり104円台を回復した流れを受け継ぎ、ドル買い先行。日経平均株価の上げ幅が100円超と堅調地合いを維持したことで、株高を意識した円売り・ドル買いが継続。ドルは一時104円48銭まで上昇した。 ランチタイムの日経平均先物は引き続き上昇基調のため、ドル・円は買いが続き104円40銭付近で推移。目先も株高継続をにらんだドル買いが見込まれており、午後の取引ではドル・円が直近高値の104円64銭を試す可能性はあろう。一方で、アジア市場では短期筋による利益確定売りや輸出企業の売りが観測されており、株高を背景とした円売りが続かないとの見方もある。 ここまでドル・円の取引レンジは104円15銭から104円48銭、ユーロ・円は113円31銭から113円60銭、ユーロ・ドルは1.0868ドルから1.0882ドルで推移した。 12時20分時点のドル・円は104円44銭、ユーロ・円は113円60銭、ポンド・円は127円62銭、豪ドル・円は79円50銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・いすゞ<7202>、DeNA<2432>など6社のレーティング格上げ ・メディ工房<3815>、オリジナル設<4642>、MK精工<5906>など5社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・中国人民銀副総裁 「人民元はおおむね安定を維持する見込みで、継続的に下落する根拠はない」(人民日報) ・アップルペイサービス開始でモバイルスイカにアクセス集中 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 9件
2432 東証プライム
1,783.5
10/11 15:00
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時価総額 232,231百万円
ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
3815 東証グロース
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10/11 15:00
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デジタルコンテンツ配信会社。占いがメインのコンテンツを配信。通話アプリ「きゃらデン」、ゴルフマッチングサービス「CarryGo!」等も手掛ける。デジタルコンテンツは従量課金コンテンツの強化などを図る。 記:2024/04/29
4642 東証スタンダード
1,211
10/11 10:18
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時価総額 9,442百万円
上下水道分野に強みを持つ建設コンサルタント会社。上下水道施設の計画、設計、施工監理等に関するコンサルを行う。廃棄物・環境分野や建築・防災分野等でも事業展開。下水道事業経営戦略策定業務などの受注推進。 記:2024/08/06
5906 東証スタンダード
426
10/11 14:56
-2(-0.47%)
時価総額 6,643百万円
給油所向け門型洗車機やLED表示機などを製造・販売。農家向け低温貯蔵庫や住設機器なども。特定顧客向け製品の受注で音響関連商品は売上伸ばす。木・アルミ複合断熱建具は需要増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/04/14
6506 東証プライム
4,627
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-22(-0.47%)
時価総額 1,233,975百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6594 東証プライム
2,970.5
10/11 15:00
-29.5(-0.98%)
時価総額 3,542,526百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
7202 東証プライム
1,960
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時価総額 1,523,786百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7270 東証プライム
2,586
10/11 15:00
-22.5(-0.86%)
時価総額 1,989,089百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
9142 東証プライム
4,166
10/11 15:00
-40(-0.95%)
時価総額 655,320百万円
九州最大の鉄道会社。運輸サービスが主力。不動産賃貸業やホテル業、小売業、飲食業、建設業など多角化。不動産・ホテルグループは堅調。ホテルは稼働率上昇。流通・外食グループは収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/16