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前場に注目すべき3つのポイント~新たな手掛かり材料を探りながらの循環物色に

2016/9/9 8:25 FISCO
*08:25JST 前場に注目すべき3つのポイント~新たな手掛かり材料を探りながらの循環物色に 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:新たな手掛かり材料を探りながらの循環物色に ■外資系証券の注文動向:差し引き820万株の売り越し ■前場の注目材料:トヨタなど、共同で車を対象とするサイバー攻撃被害減少への取り組み ■新たな手掛かり材料を探りながらの循環物色に 9日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続きそうである。8日の米国市場では、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が追加緩和策の必要性を否定したことが嫌気され、NYダウ、ナスダックともに下落。シカゴ日経225先物(12月限)清算値は大阪比50円高の16870円だった。円相場は1ドル102円40銭辺りと前日からはやや円安に振れて推移しているほか、原油相場の上昇等もあり、やや買い優勢の展開になりそうである。 ただ、その後は、方向感の掴みづらい展開になりそうである。米利上げ観測については9月利上げの可能性は後退しているものの、それでも9月利上げの可能性は残されているとみる向きもあり、9月20日・21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)までは強弱感が対立しやすい局面がありそうだ。 その為物色としては個人主体によるテーマ株等の循環になりそうだが、米国ではアップルが下落しているほか、ADR(米国預託証券)では任天堂<7974>は小安く推移しており、昨日の「iPhone 7」「マリオ」「ポケモンGO」といったキーワードでの物色もやや落ち着くことになりそうだ。新たな手掛かり材料を探りながらの循環物色になりそうである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き820万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1950万株、買い1130万株、差し引き820万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 9月02日(金):350万株の売り越し 9月05日(月):670万株の売り越し 9月06日(火):60万株の買い越し 9月07日(水):60万株の売り越し 9月08日(木):50万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NYダウは下落(18479.91、-46.23) ・NY原油は上昇(47.62、+2.12) ・ドラギECB総裁、当面の追加緩和必要性を否定 ・8月インド新車販売、2カ月連続の2ケタ増 ・フィンテック関連への物色強まる ・ポケモノミクス相場再燃 ・トヨタ<7203>など、共同で車を対象とするサイバー攻撃被害減少への取り組み ・シャープ<6753>、17年にも太陽電池、米で再参入 ・TDK<6762>、リチウムイオン電池の生産拠点を国内に ・日本製紙<3863>、新たなシャンプーの詰め替え容器を開発 ・住友重機<6302>、射出成型機を効率生産 ・ヤマト<9064>、16年度中に東名間で当日配達を開始 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 8月マネーストックM2(前年比予想:+3.3%、7月:+3.3%) <海外> ・10:30 中・8月消費者物価指数(前年比予想:+1.7%、7月:+1.8%) ・10:30 中・8月生産者物価指数(前年比予想:-0.9%、7月:-1.7%) ・EU財務相・中銀総裁の非公式会合(10日まで) 《WA》
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3863 東証プライム
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大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷・情報用紙、家庭紙等を手掛ける。「クリネックス」、「スコッティ」ブランド等を展開。エネルギー事業等も。生活関連事業の収益力強化、グラフィック用紙事業の競争力強化等に注力。 記:2024/06/15
6302 東証プライム
3,437
9/26 15:00
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総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6753 東証プライム
928
9/26 15:00
+23.9(2.64%)
時価総額 603,578百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6762 東証プライム
1,918.6
9/26 15:00
+140(1.48%)
時価総額 745,898百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
7203 東証プライム
2,726.5
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自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
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9/26 15:00
+368(4.82%)
時価総額 10,384,325百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9064 東証プライム
1,675
9/26 15:00
+8(0.48%)
時価総額 636,207百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07