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前場に注目すべき3つのポイント~指数マイナスも日銀ETF買入れに安心感

2016/8/26 8:30 FISCO
*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~指数マイナスも日銀ETF買入れに安心感 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:指数マイナスも日銀ETF買入れに安心感 ■外資系証券の注文動向:差し引き640万株の売り越し ■前場の注目材料:パナソニックやソニーなど8Kテレビ共同開発 ■指数マイナスも日銀ETF買入れに安心感 26日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になろう。25日の米国市場は続落だった。利上げに前向きな要人発言が相次ぐ中、売り優勢の展開に。7月耐久財受注が予想を上回ったことを好感する局面もみられたが、イエレン議長講演を控えており、積極的な売買は手控えられていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の16505円だった。この流れを受けて、16500円処でのこう着相場になりそうだ。 もっとも、利上げに前向きな発言が続いており、円相場は小動きながらも若干円安に振れて推移している。極端な円安には振れ難いだろうが、やや安心感につながりそうだ。また、昨日は日銀のETF買入れが行われた。結果的には日経平均、TOPIXいずれもプラス圏をキープできなかったが、このところは倍増した額を買わないのではないかとの見方もされていたこともあり、一定の安心感につながろう。 買わざるを得ない状況がくる可能性があるなかでは、引き続き売り込みづらい需給状況であろう。また、イエレン議長講演を控える中、売り方の買戻しも意識されそうであり、こう着ながらも底堅さが意識されそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き640万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1420万株、買い780万株、差し引き640万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 8月19日(金):430万株の売り越し 8月22日(月):390万株の買い越し 8月23日(火):50万株の売り越し 8月24日(水):210万株の買い越し 8月25日(木):610万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NYダウは下落(18448.41、-33.07) ・NY原油は上昇(47.33、+0.56) ・金融庁、信用取引の規制緩和検討 ・花王、自社株買い500億円 ・イエレンFRB議長のジャクソンホール講演関係 ・パナソニック<6752>やソニー<6758>など8Kテレビ共同開発 ・アフリカでの地熱発電開発で日米が覚書 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 7月全国消費者物価コア指数(前年比予想:-0.4%、6月:-0.4%) <海外> ・特になし 《WA》
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電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
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