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任天堂からソフトバンクグ、そしてLINEにシフト【クロージング】

2016/8/16 16:36 FISCO
*16:36JST 任天堂からソフトバンクグ、そしてLINEにシフト【クロージング】 16日の日経平均は大幅に続落。273.05円安の16596.51円(出来高概算16億1000万株)で取引を終えている。原油相場の上昇を背景とした海外株高の流れを受けて、小幅に反発して始まった。その後は前日終値を挟んでのこう着が続いており、前場段階では底堅さが意識された。 しかし、午後に入ると下げ幅を拡大。円相場が1ドル100円台前半と円高に振れて推移しているほか、お盆休みで参加者が限られるなか、日銀のETF買い入れに対する期待感も後退しており、利益確定の流れが強まっている。指数インパクトの大きいソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>が下げに転じたほか、ファーストリテ<9983>が下げ幅を拡大させており、日経平均の重しとなった。 東証1部の騰落銘柄は、前引け段階では値下がり数が過半数を占めるものの、ほぼ拮抗だったが、大引けでは値下がり数が1600を超え、全体の8割を占めている。セクターでは石油石炭のみがプラスをキープ。一方で不動産、保険、証券、建設、金属、精密機器、ガラス土石の弱さが目立った。 日経平均は価格帯別出来高で商いが膨れていた16600-16800円のレンジ上限で踏ん張れず、再び割り込んできている。参加者が限られているなかで、指値の薄いなかをインデックスに絡んだ需給に押されている。過度に嫌気する必要は無いとみられるが、お盆休みのなかで参加者が限られていることもあり、様子見ムードが強まりやすい。 また、下落局面で日銀のETF買いが入らない状況であることも、売り方のターゲットになりやすい面はある。後場寄り付き直後を見極め、そこから仕掛け的な商いに振らされやすいところである。とはいえ、米国の利上げ観測が後退するなか、為替の円高基調は想定内であろう。日経平均は25日線辺りまだ下げてくるようだと、売り込みづらくなると考えられる。 物色は任天堂<7974>からソフトバンクグ<9984>、そしてLINE<3938>にシフトしてきている。LINEは最高値が射程に入ってきており、高値更新ともなれば、次のターゲットを探る展開になりそうだ。 《AK》
関連銘柄 5件
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
6954 東証プライム
4,190
9/30 15:00
-251(-5.65%)
時価総額 4,230,002百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
7,636
9/30 15:00
-412(-5.12%)
時価総額 9,916,797百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9983 東証プライム
47,420
9/30 15:00
-1,690(-3.44%)
時価総額 15,090,040百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,427
9/30 15:00
-666(-7.32%)
時価総額 14,519,333百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17