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前場に注目すべき3つのポイント~参加者が限られ一部の銘柄に資金が集中しやすい需給状況

2016/8/16 8:24 FISCO
*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~参加者が限られ一部の銘柄に資金が集中しやすい需給状況 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:参加者が限られ一部の銘柄に資金が集中しやすい需給状況 ■外資系証券の注文動向:差し引き120万株の買い越し ■前場の注目材料:仮想通貨の売買活況、FXから資金流入 ■参加者が限られ一部の銘柄に資金が集中しやすい需給状況 16日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。15日の米国市場では原油相場の上昇が好感され、NYダウ、ナスダック、S&P500いずれも最高値を更新。ただし、シカゴ日経225先物は大阪比変わらずの16870円だったほか、円相場は1ドル101円20銭辺りと、ほぼ横ばいで推移している。昨日の東証1部の売買代金は1.5兆円と低水準であり、夏休みで参加者が限られるなか、方向感は出難いだろう。 もっとも、原油相場の上昇を背景とした米株高の流れを受けて、反発は期待されよう。調整局面になったとしても、日銀のETF買い入れへの思惑から下を売り込む流れにはなりづらいだろう。昨日はソフトバンクグ<9984>が終日強い値動きとなり、大引けでは7%を超える上昇で、日経平均を下支えしている。参加者が限られるなか、一部の銘柄に資金が集中しやすい需給状況でもある。 下値の堅さは意識されやすいと考えられるなか、これまでの価格帯別出来高の膨らんでいた16600-16800円のレンジ上限を支持線に、節目の17000円を意識した押し目拾いのスタンスになりそうだ。物色としては仮想通貨の売買が活況と伝えられるなか、フィンテック等のテーマ株。また、ADR(米国預託証券)では引き続きLINE<3938>が5%超の上昇をみせており、値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。また、米国市場ではハイテク株が軒並み上昇しており、この流れが波及する展開も期待される。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き120万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り920万株、買い1040万株、差し引き120万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 8月08日(月):230万株の買い越し 8月09日(火):580万株の買い越し 8月10日(水):930万株の買い越し 8月12日(金):600万株の買い越し 8月15日(月):270万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(18636.05、+59.58)・NY原油(45.74、+1.25) ・マザーズ指数上昇(946.32、+6.29) ・仮想通貨の売買活況、FXから資金流入 ・クリントン氏の支持率上昇 ・リオ五輪、日本メダル量産、目標の30個射程に ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪準備銀行が8月理事会議事要旨公表 《WA》
関連銘柄 2件
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
9984 東証プライム
8,682
10/1 15:00
+255(3.03%)
時価総額 14,958,687百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17