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決算で明暗を分ける動き【クロージング】

2016/7/27 16:32 FISCO
*16:36JST 決算で明暗を分ける動き【クロージング】 27日の日経平均は4営業日ぶりに反発。281.78円高の16664.82円(出来高概算22億3000万株)で取引を終えた。26日の米国市場は日米金融イベントを控えてまちまちの展開だったが、米アップルの決算を受けた時間外の上昇のほか、信越化<4063>などの予想を上回る決算が好材料視された。買い一巡後は16600円を挟んでのこう着をみせていた。 その後、昼休みに経済対策の事業規模や景気対策で50年債の発行を検討と報じられるなか、後場寄り付き直後には一気に16800円台を回復する場面もみられた。しかし、財務省理財局の見解として50年債検討の事実はないと報じられると、16700円台でのもち合いに。さらに、安倍首相による経済対策の事業規模が28兆円と伝えられると、再び動意をみせるなど、経済対策に関する報道に振らされる展開だった。 日経平均は16800円を回復する場面がみられたが、この水準は価格帯別出来高で商いが膨らんでいるところであり、強弱感が対立しやすい。日米金融イベントを控えていることも、積極的には手掛けづらいところである。また、週末にかけて決算発表が第1弾のピークとなるため、機関投資家等は積極的には手掛けづらいところであろう。 信越化<4063>が大幅に上昇するなど、決算で明暗を分ける動きも目立つ。減益ながらもコンセンサスを上回るか、若しくはアク抜けとしてトレンドが反転してくる流れが全体として見えてくるようだと、センチメントを明るくさせよう。決算を発表したファナック<6954>、任天堂<7974>、LINE<3938>辺りの明日の市場反応が注目される。 《AK》
関連銘柄 4件
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4063 東証プライム
6,343
9/27 15:00
+284(4.69%)
時価総額 12,839,012百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6954 東証プライム
4,441
9/27 15:00
+215(5.09%)
時価総額 4,483,398百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
8,048
9/27 15:00
+52(0.65%)
時価総額 10,451,857百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28