マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,736.57
+440.06
暗号資産
FISCO BTC Index
11/26 20:40:44
14,109,976
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグの上昇は辛うじて安心感につながる

2016/7/26 12:27 FISCO
*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグの上昇は辛うじて安心感につながる 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・ソフトバンクグの上昇は辛うじて安心感につながる ・ドル・円は104円86銭付近、ドル弱含み、原油安や日本株安など複合要因で ・任天堂、サイバーエージェントなど6社のレーティング格上げ ■ソフトバンクグの上昇は辛うじて安心感につながる 日経平均は大幅に下落。257.41円安の16362.88円(出来高概算9億2000万株)で前場の取引を終えている。米国同様に、連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀金融政策決定会合の内容を見極めたいとの思惑から、利益確定の売りが先行。為替の円高基調なども嫌気され、日経平均は寄付きを高値にじりじりと下げ幅を広げており、前場半ばには一時16344.34円をつけている。その後は下げ幅を縮める場面もみられたが戻りは鈍く、日中安値圏でのこう着が続いている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも2ケタの下落。セクターでは情報通信のみがプラスとなる半面、鉄鋼が4%超の下落となったほか、証券、鉱業、海運、その他金融、保険、非鉄金属、石油石炭、銀行、電気機器が冴えない。 日経平均は支持線として意識されていた、一目均衡表の雲上限を割り込んできている。ボリンジャーバンドでは+1σを割り込み、MACDはシグナルとの乖離が縮小してきており、陰転シグナル発生が近づいているなど、急速にシグナルが悪化傾向にある。日銀の金融政策決定会合では、政府が近くまとめる大型経済対策と歩調を合わせる形で追加緩和に踏み切る可能性が期待されている。一方で過度な期待に対する警戒感もくすぶるなか、ポジションを圧縮する流れとみられている。 任天堂<7974>の下落など「ポケモノミクス」相場が失速するなかで、金融政策決定会合を前にポジション圧縮に向かっていることから、需給懸念も高まりやすいところであろう。円相場が1ドル105円を下回ってきたことも、買い手控え要因につながっているようである。ただ、米スプリントの上昇を好材料視されたソフトバンクグ<9984>は前日の下落部分を吸収しており、辛うじて安心感につながろう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は104円86銭付近、ドル弱含み、原油安や日本株安など複合要因で 26日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含む展開となった。原油価格や株価の下落など複合的な要因から、ドルは105円台を割り込んだ。 ドル・円は105円後半で寄り付いた後、前日海外市場で米原油先物ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が前日の取引で一時43ドルを割り込んだほか、米国株が下落したことが嫌気され、東京市場では株安・円高に振れた。 また、神奈川県相模原市の障害者施設で19人が死亡した殺傷事件がテロとの見方が広がり、リスク回避的な円買いでドルは104円63銭まで値を下げた。ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続いており、ドルは午後の取引でも弱含む展開が続きそうだ。 ここまでのドル・円は104円63銭から105円79銭、ユーロ・ドルは1.0983ドルから1.0997ドル、ユーロ・円は114円97銭から116円42銭で推移した。 12時15分時点のドル・円は104円86銭、ユーロ・円は115円23銭、ポンド・円は137円54銭、豪ドル・円は78円50銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・任天堂<7974>、サイバーエージェント<4751>など6社のレーティング格上げ ・任天堂---大幅続落も、メリルリンチでは目標株価を大幅引き上げ ・AR関連一服でVR(仮想現実)に関心向かうか ・安倍首相 「補正予算と来年度予算を一体化して切れ目ない対応をする」 「政策効果の高い施策への重点化と歳出改革の具体化を進める」 コスモ・バイオ<3386>、IPS<4335>、リプロセル<4978>、松尾電<6969>などがストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・米連邦公開市場委員会(FOMC)(27日まで) 《WA》
関連銘柄 7件
3386 東証スタンダード
1,171
11/26 15:30
+4(0.34%)
時価総額 7,082百万円
研究用試薬、研究用機器、臨床検査薬等を扱う専門商社。メーカー機能も持つ。仕入先は約600社。約1200万品を取り扱う。エンドユーザーは教育機関など。札幌事業所の生産能力強化などで既存事業基盤の強化図る。 記:2024/10/05
4335 東証スタンダード
1,038
11/26 14:57
±0(0%)
時価総額 2,560百万円
独SAP社製ERPソフトの導入支援・保守を行うITベンダー。自社テンプレート製品やスマート工場構想策定支援サービス等も。新規事業としてスマート工場化支援を進める。25年7月目途に持株会社体制に移行予定。 記:2024/10/20
4751 東証プライム
1,038
11/26 15:30
+22.5(2.22%)
時価総額 525,585百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
4978 東証グロース
117
11/26 15:30
±0(0%)
時価総額 11,037百万円
東京大学、京都大学発のバイオベンチャー。iPS細胞関連研究試薬の製造・販売等を行う研究支援事業、臨床検査受託サービス等を手掛けるメディカル事業を展開。臨床用iPS細胞、パーソナルiPS及び臨床検査に注力。 記:2024/09/02
6969 東証スタンダード
476
11/26 15:30
-14(-2.86%)
時価総額 1,528百万円
電子部品メーカー。タンタルコンデンサ事業が主力。上場企業中心に国内主要メーカーと取引。電流ヒューズなどの回路保護素子事業も。回路保護素子事業は車載用製品の販売網拡大図る。27.3期営業利益8億円目指す。 記:2024/07/04
7974 東証プライム
8,309
11/26 15:30
+110(1.34%)
時価総額 10,790,815百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9984 東証プライム
8,844
11/26 15:30
-30(-0.34%)
時価総額 13,000,636百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17