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前場に注目すべき3つのポイント~為替主導での仕掛け的な動きも、押し目買い意欲の強さを意識

2016/7/22 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~為替主導での仕掛け的な動きも、押し目買い意欲の強さを意識 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:為替主導での仕掛け的な動きも、押し目買い意欲の強さを意識 ■外資系証券の注文動向:差し引き490万株の買い越し ■前場の注目材料:富士フイルム、武田薬品に子会社買収の提案 ■為替主導での仕掛け的な動きも、押し目買い意欲の強さを意識 22日の日本株市場は売り先行の展開となろう。21日の米国市場では原油相場の下げが嫌気され、NYダウは10営業日ぶりに反落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円安の16560円となり、これにさや寄せする格好から利食い優勢の展開となろう。もっとも、海外株安の影響というよりは、為替の動向が重石になりそうである。昨晩、日銀の黒田総裁がBBCのラジオ番組でヘリコプターマネーについて否定的な発言をしたことを受けて、為替市場で円が買われ、1ドル105円台に乗せている。 黒田総裁の発言をめぐって円相場が乱高下するなか、仕掛け的な動きに向かいやすいところであろう。とはいえ、足元のリバウンドで短期的な過熱感が警戒されていたこともあり、想定内の一服と見ておきたい。そのため、売り一巡後の底堅さから、押し目買い意欲の強さが意識されてくるだろう。 日経平均は一目均衡表の雲を上放れているが、本日の調整によって支持線として意識される雲上限での攻防となる。雲上限での踏ん張りがみられるようなら、ショートカバーも入りやすくなりそうだ。また、黒田総裁発言の影響から円が買われているが、それでも1ドル105円台を上回っての推移であり、輸出関連企業への業績懸念が再燃することはなさそうだ。決算発表が本格化することで積極的には手掛けづらい需給状況でもあり、押し目拾いのスタンスとなろう。 物色は個別材料のほか、大規模な経済対策への思惑から前日のカジノ関連のほか、輸出関連の押し目拾いを意識。また、「ポケモノミクス」関連では、任天堂<7974>は利食い優勢となりそうだが、こちらも押し目狙いで対応。「ポケモノミクス」関連も広がりがみられてきており、長期テーマになりそうである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き490万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り770万株、買い1260万株、差し引き490万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 7月14日(木):10万株の買い越し 7月15日(金):140万株の買い越し 7月19日(火):620万株の買い越し 7月20日(水):600万株の買い越し 7月21日(木):40万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NYダウは下落(18517.23、-77.80)・NY原油(44.75、-1.00) ・大規模経済対策への期待、事業規模20兆円超 ・特許出願動向、日本は自動運転で先行 ・米6月中古住宅販売、1.1%増 ・黒田総裁、ヘリコプターマネー不要 ・米テスラ、バスやトラックにも参入 ・富士フイルム<4901>、武田薬品<4502>に子会社買収の提案 ・コマツ<6301>、米鉱山機械大手を買収 ・東京ガス<9531>、電力契約40万件超え ・NEC<6701>や東京電力<9501>など9社、電力の売買仲介システムの実証実験へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 7件
4502 東証プライム
4,268
10/7 15:00
+28(0.66%)
時価総額 6,753,150百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
3,770
10/7 15:00
+35(0.94%)
時価総額 4,689,416百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6301 東証プライム
4,176
10/7 15:00
+116(2.86%)
時価総額 4,063,858百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
13,925
10/7 15:00
-145(-1.03%)
時価総額 3,799,436百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
7974 東証プライム
8,087
10/7 15:00
+344(4.44%)
時価総額 10,502,506百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
685.4
10/7 15:00
-2.2(-0.32%)
時価総額 1,101,450百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9531 東証プライム
3,416
10/7 15:00
+39(1.15%)
時価総額 1,485,533百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09