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後場に注目すべき3つのポイント~ポケモンGOを背景とした「ポケモノミクス」相場は継続

2016/7/19 12:27 FISCO
*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~ポケモンGOを背景とした「ポケモノミクス」相場は継続 19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・ポケモンGOを背景とした「ポケモノミクス」相場は継続 ・ドル・円は105円84銭付近、ドル弱含み、国内勢の円買いで一時105円68銭まで下落 ・任天堂、ソニーなど11社の目標株価変更 ■ポケモンGOを背景とした「ポケモノミクス」相場は継続 日経平均は続伸。78.32円高の16576.17円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えている。日経平均は続伸で始まった。18日の米国市場はNYダウが小幅ながら7営業日続伸だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の16610円となり、まずはこれにさや寄せする格好。週末に発生したトルコのクーデターは未遂に終わり、過度な警戒感は後退している。 ただ、先週の大幅な上昇に対する利益確定の売りも出やすく、寄付き直後に16658.11円まで上げ幅を広げた後は、やや上げ幅を縮める展開となっている。為替市場では1ドル105円90銭辺りと、円高に振れて推移していることも利食いに向かわせている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1127と全体の過半数を占めている。セクターではその他製品、海運、ガラス土石、パルプ紙、金属製品が堅調。半面、情報通信、その他金融、建設、証券、非鉄金属が一服。 日経平均は先週の大幅上昇に対する利益確定が出やすいほか、価格帯別売買高では16600-16800円辺りでの商いが膨れており、目先的な達成感も意識されやすいところである。また、指数インパクトの大きいソフトバンクグ<9984>が10%超の下落となり、日経平均の重石となっている。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも上昇しているが、大型株指数の鈍さが目立つ。また、トヨタ自<7203>の鈍い動きをみても、未遂とはいえ、トルコ情勢に対する先行き不安感が売買を手控えさせている面がありそうだ。 一方で、任天堂<7974>が本日も強い値動きをみせており、売買代金トップとなっている。また、マクドナルド<2702>、ハピネット<7552>が一時ストップ高となるなど、ポケモンGOを背景とした「ポケモノミクス」相場は継続している。関連物色に広がりがみられてきており、ポケモンGOにとどまらず、ポケモン製品等を手掛けている企業への物色の裾野が広がっている。 その他、東証マザーズ指数先物がスタートし、先物の弱さを背景に、インパクトの大きいミクシィ<2121>はプラス圏を回復しているが、SOSEI<4565>、サイバーダイン<7779>などの弱さが目立つ。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は105円84銭付近、ドル弱含み、国内勢の円買いで一時105円68銭まで下落 19日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含む展開となった。トルコのクーデター失敗で安心感が広がるなか、国内勢による円買いが観測された。ドル・円は、朝方の取引で106円33銭を付けた後は、国内勢による円買いでドルは105円68銭まで下落。日経平均株価の上げ幅縮小もドルの押し下げ要因。ただ、前週末にトルコで発生したクーデターは鎮圧され、市場には安心感が広がっている。 ランチタイムの日経平均先物は上昇に転じており、ドルは午後の取引で底堅い値動きとなりそうだ。ただ、106円台は上値の重さが意識されており、ドルの上昇ペースは鈍いだろう。10時半に公表された豪準備銀(RBA)金融政策委員会の議事録(7月5日開催分)によると、「インフレ指標は依然として平均を下回っている」といった意見が出され、早期利下げへの思惑から豪ドル売りに振れた。 一方、北朝鮮は今朝、南部の黄海北道黄州付近から短距離弾道ミサイル、中距離弾道ミサイルの計3発を日本海方向へ向け発射した。いずれも日本海に落下したもようだが、特に地政学リスクは高まっていない。 ここまで、ドル・円は105円68銭から106円33銭、ユーロ・ドルは1.1063ドルから1.1080ドル、ユーロ・円は116円96銭から117円77銭で推移。 12時18分時点のドル・円は105円84銭、ユーロ・円は117円22銭、ポンド・円は139円90銭、豪ドル・円は79円63銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・任天堂<7974>、ソニー<6758>など11社の目標株価変更 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、日経平均を約35円押し上げ ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、1銘柄で約76円の押し下げ ・ポケモン関連銘柄の物色の裾野が広がる ・北朝鮮、ミサイル3発発射 ・豪準備銀(議事録) 「豪ドル高は調整を複雑化させる恐れ」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
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「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
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国内最大のハンバーガーチェーン。1971年創業。2900店舗超。米マクドナルド・コーポレーションとライセンス契約を締結。時間帯に合わせたメニューラインアップを強化。デリバリーサービスの提供店舗拡大図る。 記:2024/07/29
4565 東証プライム
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7203 東証プライム
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-15.5(-0.6%)
時価総額 42,190,556百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7552 東証プライム
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大手玩具卸。映像や音楽、ビデオゲーム、アミューズメント関連の商材を扱う。バンダイナムコが大株主。映像音楽事業は収益伸長。好調な自社企画グッズの販売等が寄与。特別利益計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/04/16
7779 東証グロース
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+1(0.53%)
時価総額 26,252百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
7,743
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-22(-0.28%)
時価総額 10,055,757百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(1.48%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
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-119(-1.37%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17