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欧米為替見通し:ドル買い継続、米雇用統計は想定通りの見通し

2016/6/3 18:31 FISCO
*18:31JST 欧米為替見通し:ドル買い継続、米雇用統計は想定通りの見通し 今晩から来週にかけての欧米外為市場では、ドル・円は買い継続の展開となりそうだ。3日発表の米雇用統計は前回とほぼ同水準になるとの見方が背景。ただ、早期利上げ期待は継続するものの、英国の欧州連合(EU)離脱などのリスク要因から上昇は小幅にとどまると予想する。 今晩21時半発表の雇用統計は、5月失業率が4.9%(4月は5.0%)、5月非農業部門雇用者数は+16.0万人(4月は+16.0万人)と予想されている。雇用統計の前哨戦として注目された前日の5月ADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数は+17.3人と市場コンセンサスと同水準となった。今晩発表の雇用統計で想定内の数字が示されればドル買い地合いとなろう。ただ、英国のEU離脱懸念などリスク回避的な動きにつながる要因もあり、上値は抑えられるかもしれない。 市場では「6月利上げがメーンシナリオ」(外為ディーラー)と早期引き締めへの期待は高く、雇用統計が前回を下振れてもドル売りは小幅にとどまりそうだ。また、日本時間7日にはイエレンFRB議長がフィラデルフィアで講演する予定。足元の市場の利上げ期待は、同議長が5月27日の討論会で引き締めに前向きな発言をしたことによって補強された経緯から、イエレン氏の発言で思惑が広がればドル買いフローは弱まらないとみる。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:00  ユーロ圏・5月サービス業PMI改定値(予想:53.1、速報値:53.1) ・17:30  英・5月サービス業PMI(予想:52.5、4月:52.3) ・18:00  ユーロ圏・4月小売売上高(前月比予想:+0.4%、3月:-0.5%) ・21:30  米・5月非農業部門雇用者数(予想:+16.0万人、4月:+16.0万人) ・21:30  米・5月失業率(予想:4.9%、4月:5.0%) ・21:30  米・4月貿易収支(予想:-410億ドル、3月:-404億ドル) ・21:30  カナダ・4月貿易収支(予想:-25.0億加ドル、3月:-34.1億加ドル) ・22:45  米・5月サービス業PMI改定値(予想:51.4、速報値:51.2) ・23:00  米・5月ISM非製造業景況指数(総合)(予想:55.3、4月:55.7) ・23:00  米・4月製造業受注(前月比予想:+1.9%、3月:+1.1%) ・23:00  米・4月耐久財受注改定値(速報値:前月比+3.4%) ・01:30  ブレイナード米FRB理事講演(経済見通しと金融政策) 《WA》