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*16:12JST 米雇用統計通過後も慎重姿勢か【クロージング】 3日の日経平均は反発。79.68円高の16642.23円（出来高概算16億7000万株）で取引を終えた。米株高が材料視されたほか、直近2日間の大幅な下げに対する自律反発の流れもあってか、日経平均は反発して始まった。しかし、一時16700円を回復する場面をみせたが、米雇用統計など重要な経済指標の発表を控えていることもあり、その後は強弱感が対立する格好。 日経平均は16600円処でのこう着となり、ファーストリテ<9983>が6％超の上昇で日経平均をけん引した。セクターでは水産農林、小売、食料品、石油石炭、陸運が堅調。半面、電力ガス、その他金融、鉄鋼、電気機器、鉱業が冴えない。 米雇用統計を控え、模様眺めムードが強まったが、雇用統計通過後も欧州連合(EU)残留・離脱を問う英国の国民投票が23日に迫る中、押し目買いは入れづらいだろう。英国の国民投票については今年最大のリスク要因とみられており、リスク回避の流れ続きそうである。円相場もドル安に振れやすく、物色は個別対応になりそうだ。 《AK》