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後場に注目すべき3つのポイント~消費増税再延期の市場判断を見極め

2016/6/1 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~消費増税再延期の市場判断を見極め 1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・消費増税再延期の市場判断を見極め ・ドル・円は110円64銭付近、ドルもみあい、株価にらみの展開続く ・ファーストリテ<9983>、株価は節目の30000円を前にもみあい ■消費増税再延期の市場判断を見極め 日経平均は反落。97.38円安の17137.60円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えた。連休明けの米国市場がまちまちだったほか、円相場が1ドル110円70銭辺りとやや円高に振れて推移していること、原油相場の下げの影響もあり、幅広い銘柄に利益確定の売りが先行した。 しかし、寄り付き直後に17067.00円まで下げた後は、17100円台でのもち合いなど、下値の堅さが意識されている。セクターでは海運、情報通信、銀行、輸送用機器、保険などがしっかり。一方で、電力ガス、陸運、空運、鉄鋼、水産農林、建設、医薬品などが冴えない。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも下げているが、小型株指数の下げは相対的に小さい。売買代金上位ではトヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、新日科学<2395>、ADWAYS<2489>、スズキ<7269>、エディア<3935>が堅調。半面、SOSEI<4565>、ブランジスタ<6176>、武田薬<4502>が小安い。 日経平均は17000円を上回っての推移が続いており、底堅さが意識される。調整ながらも、価格帯別出来高で商いが膨れていた水準が支持線に変わっており、センチメントは明るいだろう。 後場も同水準での推移が続きそうだが、安倍首相は、来年4月の消費税率の引き上げを再延期する方針を表明する。消費増税の延期によって税収が伸びず、財政健全化が進まない可能性から日本国債の格下げリスク等が警戒されてくる可能性はある。しかし、格下げリスクを織り込み、増税再延期を評価してくる可能性は十分ある。底堅い状況が続くと、大引けにかけてショートカバーを挟んでのリバウンドが強まる展開も意識されよう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は110円64付近、ドルもみあい、株価にらみの展開続く 1日午前の東京外為市場で、ドル・円はもみあう展開となった。具体的な手がかりが乏しく、株価にらみの展開が続いた。 ドル・円は日経平均株価の下落を受け、一時110円42銭まで値を下げた。その後は株価の下げ幅縮小に伴い、ドルは110円70銭付近まで値を戻す展開。足元で具体的な手がかりが乏しいため、日経平均株価などに振らされやすい地合いとなっている。 足元では個人のドル買いなどが観測されるほか、ランチタイムの日経平均先物は底堅い値動きとなっている。また、日経平均の下げ幅縮小や中国本土株の続伸期待を背景に、目先はリスク選好的なドル買いが予想される。 ここまでドル・円は110円42銭から110円83銭、ユーロ・ドルは1.1117ドルから 1.1137ドル、ユーロ・円は122円94銭から123円32銭で推移した。 12時25分時点のドル・円は110円64銭、ユーロ・円は123円03銭、ポンド・円は160円27銭、豪ドル・円は80円05銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、1銘柄で約16円の押し上げ ・ファーストリテ<9983>、株価は節目の30000円を前にもみあい ・三菱商事<8058>、ソニー<6758>など12社の目標株価変更 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・通常国会会期末 <海外> ・14:45 スイス・1-3月期GDP(前期比予想:+0.3%、10-12月期:+0.4%) 《WA》
関連銘柄 12件
2395 東証プライム
1,207
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時価総額 50,250百万円
医薬品開発受託会社。医薬品開発の全ステージを受託できる国内唯一の企業グループ。前臨床試験受託で国内トップ。イナリサーチなどを傘下に収める。CRO事業では国内のNHP繁殖体制強化で輸入リスク軽減図る。 記:2024/04/30
2489 東証プライム
349
9/27 15:00
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3935 東証グロース
388
9/27 15:00
+3(0.78%)
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ゲームサービス運営等を行うIP事業、ライトノベル・コミックの企画、編集、出版等を行う出版事業を手掛ける。オンラインくじサービスを積極展開。保有IPのクロスメディア展開の強化、グッズ販売などに注力。 記:2024/06/09
4502 東証プライム
4,163
9/27 15:00
-82(-1.93%)
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国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4565 東証プライム
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バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
6176 東証グロース
700
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企業プロモーション支援プロジェクト「アクセルジャパン」の提供、旅行電子雑誌「旅色」の発行、ECサポートやWebサイト制作・運営等を行う。NEXYZ.Group傘下。アクセルジャパンの新規、更新売上が順調。 記:2024/07/02
6758 東証プライム
2,861
9/27 15:00
-11,379(-79.91%)
時価総額 17,861,503百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7203 東証プライム
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+25(0.92%)
時価総額 44,890,687百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,699.5
9/27 15:00
+58.5(3.56%)
時価総額 3,338,814百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
8058 東証プライム
3,082
9/27 15:00
+23(0.75%)
時価総額 13,291,070百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(2.53%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(2.26%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17