マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/28 22:28:38
9,328,952
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~一瞬動揺もGDP上振れを改めて材料視

2016/5/18 12:26 FISCO
*12:26JST 後場に注目すべき3つのポイント~一瞬動揺もGDP上振れを改めて材料視 18日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・一瞬動揺もGDP上振れを改めて材料視 ・ドル・円は109円32銭付近、ドル切り返し、強いGDP受けた株価に連動 ・三菱UFJ、みずほ、三井住友といったメガバンク株が買われる ■一瞬動揺もGDP上振れを改めて材料視 日経平均は続伸。100.75円高の16753.55円(出来高概算11億株)で前場の取引を終えた。寄り付き前に発表された1-3月期GDPは年率1.7%増と市場予想の0.3%増を大きく上回る結果となり、政策期待が後退するとの見方から、やや売りが先行した。米国市場の下落影響もあってか、寄り付き直後には一時16517.52円まで下げ幅を広げる場面もみられた。 しかし、改めてGDPの上振れが評価されるなか、三菱UFJ<8306>などメガバンクが強い動きをみせると、主力大型株主導で前引け間際には16800円に迫る場面もみられている。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が過半数を占めており、規模別指数では大型株指数の強さが目立った。セクターでは鉱業が6%超の上昇となったほか、銀行、石油石炭、海運、保険、卸売、証券、非鉄金属、不動産が堅調。一方で、電力ガス、情報通信、サービス、水産農林などが小安い。 GDPの予想外の上振れを受けて寄り付き直後は方向感が掴みづらかったが、日経平均はこれまで同様16500円近辺では売り込みづらく、その後の買戻しにつながっているようだ。一時16800円に迫る場面がみられているが、価格帯別出来高では16800-17200円レベルで出来高が膨らんでいる水準でもあり、ここからの一段高は期待しづらいところではある。 また、依然として政策期待は根強いほか、消費増税の先送りへの思惑もくすぶっている。売り込みづらいなかで、上値抵抗帯突破を試す展開が期待されているようである。一方、中小型株は需給不安が徐々に高まってきているようにみられる。SOSEI<4565>が節目の2万円を割り込んできており、マド埋め辺りが意識されてくる可能性もあり、センチメントの悪化が警戒されそうである。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は109円32銭付近、ドル切り返し、強いGDP受けた株価に連動 18日午前の東京外為市場で、ドル・円は切り返す展開となった。今朝発表された1-3月期国内総生産(GDP)が堅調だったことで日銀の緩和期待をめぐり思惑が広がった。 ドル・円は109円前半で寄り付いた後、朝方発表されたGDPが予想を大きく上回る前期比年率+1.7%となり、日本銀行による6月追加緩和への思惑はやや後退。日経平均の下落を受け、ドルはいったん109円を割り込んだ。 しかし、その後は日本経済の強さを好感した日経平均の切り返しを受け、ドル・円はGDP発表直前のレベルを上抜け一時109円39銭まで上昇した。ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続いており、ドルは午後も底堅い値動きを予想する。 ここまでドル・円は108円73銭から109円39銭、ユーロ・ドルは1.1286ドルから1.1316ドル、ユーロ・円は122円96銭から123円56銭で推移した。 12時15分時点のドル・円は109円32銭、ユーロ・円は123円37銭、ポンド・円は157円82銭、豪ドル・円は79円68銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・菅官房長官「消費税の方針に変わりはない」 ・国際帝石<1605>、サイバーダイン<7779>など6社の目標株価変更 ・三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といったメガバンク株が買われている ・KDDI<9433>、NTT<9432>、NTTドコモ<9437>といった通信大手が続落 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 9件
1605 東証プライム
1,957.5
9/27 15:00
-24.5(-1.24%)
時価総額 2,714,401百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
4565 東証プライム
1,297
9/27 15:00
-11(-0.84%)
時価総額 106,254百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
7779 東証グロース
197
9/27 15:00
±0(0%)
時価総額 27,077百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
1,451
9/27 15:00
-30.5(-2.06%)
時価総額 19,272,175百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
2,954.5
9/27 15:00
-6,219.5(-67.79%)
時価総額 11,595,030百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
2,818
9/27 15:00
-76.5(-2.64%)
時価総額 7,155,606百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
9432 東証プライム
149.8
9/27 15:00
-1.5(-0.99%)
時価総額 13,564,438百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9433 東証プライム
4,769
9/27 15:00
-59(-1.22%)
時価総額 10,988,634百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03