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波乱のGW相場で「くりっく365」「くりっく株365」の売買は増加へ

2016/5/3 16:33 FISCO
*16:33JST 波乱のGW相場で「くりっく365」「くりっく株365」の売買は増加へ 東京金融取引所(金融取)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、4月の取引数量は前月比7.9%マイナスの316万3143枚。1日の平均取引数量は15万0626枚と前月比では増加したほか、月末時点の証拠金預託額は前月比37億円増の5053億円と過去最高を更新した。 一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」では、4月の取引数量は前月比11.1%プラスの62万3728枚。1日の平均取引数量に関しては前月比プラスの2万9702枚となったほか、月末時点の証拠金預託額は408億円と前月比7億円のプラスと「くりっく365」同様、過去最高を更新した。 4月のドル・円は上下6円、日経平均は2000円とともに大きな幅となった。4月末の日本銀行の金融政策決定会合に対する思惑先行で荒い値動きとなり、「金融政策の現状維持」発表後はドル売り・株売りが加速。4月末時点でのドル・円は106円台、日経平均(先物)は16000円割れとなった。また、米財務省は4月29日、主要貿易相手国の為替政策を分析した半期為替報告のなかで、為替政策の「監視リスト」に日本を初めて指定した。円高・ドル安が続く足元の為替市場は「秩序がある」として、日本の為替介入をけん制。政府・日銀が為替介入を行いにくくなったことから、ドル売り・円買いが止まらないとの見る市場関係者は多い。 こうした背景から5月相場は4月以上にボラタイルな相場展開となるとの公算が大きい。実際、ゴールデンウィーク入りした本日3日、ドル・円はついに105円台に突入したほか、円建てCME先物は16000円台を割り込んでいる。「くりっく365」および「くりっく株365」は祝日でも売買ができることから機会損失を回避することが可能だ。波乱のゴールデンウィーク相場となれば5月の取引数量は増加する可能性が高い。 (写真提供:東京金融取引所) 《MT》