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欧米為替見通し:米6月利上げ観測でドル112円目指す、日銀の緩和期待が支援

2016/4/27 17:13 FISCO
*17:14JST 欧米為替見通し:米6月利上げ観測でドル112円目指す、日銀の緩和期待が支援 今日の欧米外為市場では、日米の金融政策を見極める展開となりそうだ。米連邦準備制度理事会(FRB)による政策金利据え置きは織り込み済みだが、6月利上げに期待が高まれば112円を目指す展開となろう。逆に早期利上げ観測は後退しても、日銀による追加金融緩和への期待感でドルの下値は支えられると予想する。 FRBは連邦公開市場委員会(FOMC)終了後、日本時間28日3時に政策金利と声明を発表する。今回は政策金利据え置きが市場コンセンサス。一方、声明は早期利上げに関するスタンスが注目される。「ハト派」のローゼングレン・ボストン連銀総裁は今月18日の講演で、向こう3年間の利上げペースを毎年約0.25ポイントずつとの市場の見方は「ハト派」過ぎるとの見解を示した。こうした強気なスタンスが盛り込まれればドルは112円を目指す展開となるだろう。 逆に、声明で早期利上げ観測に慎重な見方が示された場合には、失望のドル売り・円買いに振れやすい。ただ、日銀は27-28日の金融政策決定会合で、28日午後にも政策を発表する予定。市場関係者の間では、日銀はマイナス金利幅の拡大やETFの買い入れ増額を含め一段の緩和に踏み切るとの期待感が高まっている。このため、円売り圧力が強まりやすくドル・円の下落は小幅にとどまり110円台は維持されるとみる。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:00 ユーロ圏・3月マネーサプライ(M3)(前年比予想:+5.0%、2月:+5.0%) ・17:30 英・1-3月期GDP速報値(前年比予想:+2.0%、10-12月期:+2.1%) ・20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:+1.3%) ・23:00 米・3月中古住宅販売成約指数(前月比予想:+0.5%、2月:+3.5%) ・03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表(政策金利0.25-0.50%に据え置き予想)・06:00 NZ準備銀行が政策金利発表(2.25%に据え置き予想) 《WA》