マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,454.12
-57.88
暗号資産
FISCO BTC Index
10/12 5:30:50
9,388,774
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~中小型株は相対的に底堅く

2016/2/19 12:30 FISCO
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~中小型株は相対的に底堅く 19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・中小型株は相対的に底堅く ・ドル・円は112円87銭付近、東京株安継続に対する警戒感残る ・投資判断引き上げのUSS<4732>、目標株価引き上げの日本CMK<6958>が堅調 ■中小型株は相対的に底堅く 日経平均は大幅反落。360.57円安の15836.23円(出来高概算10億9000万株)で前場の取引を終えている。18日の米国市場では、原油相場の荒い値動きや、経済協力開発機構(OECD)による世界経済見通しの引き下げで世界経済の減速懸念が強まったことが嫌気されて、NYダウは反落。シカゴ日経225先物清算値は16000円を下回るなか、利食い優勢の展開となった。 その後も原油先物相場が時間外で弱い動きをみせたほか、為替市場では1ドル112円台の円高に振れていることが嫌気され、断続的なインデックス売買の影響から下げ幅を拡大させている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1600を超えており、全体の8割を超えている。セクターでは空運、不動産が上昇。一方で、昨日強い動きをみせていた鉱業、石油石炭、非鉄金属など、資源関連が軟調。 原油相場の動向に振らされる展開となっているが、想定されていたことでもあり、失望といった流れにはなっていないだろう。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、トレンド<4704>、ソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>、京セラ<6971>、TDK<6762>といった指数インパクトの大きい値がさが重しであり、後場も弱い値動きになりそうだ。 一方で、東証2部、マザーズ、JASDAQ平均は想定的に小幅な下げにとどまっている。マイナス金利導入により、個人マネーはリスク資産にシフトしてきていると報じられているほか、最近のソフトバンクグ<9984>効果等もあり、個人の中小型株物色は活発であろう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は112円87銭付近、東京株安継続に対する警戒感残る ドル・円は112円87銭付近で推移。日経平均株価の下げ幅縮小への期待はあるが、新たなドル買い材料が提供されない場合、ドルは113円台前半で上げ渋る可能性が高いとみられている。 目先においてリスク選好的な円売りは抑制される状況。午前中のドル・円は112円71銭から113円38銭で推移。 12時28分時点のドル・円は112円87銭、ユーロ・円は125円56銭、ポンド・円は161円59銭、豪ドル・円は80円08銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ<9983>、トレンド<4704>、ソフトバンクグ<9984>で日経平均を約68円押し下げ ・投資判断引き上げのUSS<4732>、目標株価引き上げの日本CMK<6958>が堅調 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・16:00 独・1月生産者物価指数(前年比予想:-2.0%、12月:-2.3%) 《SY》
関連銘柄 8件
4704 東証プライム
8,408
10/11 15:00
+15(0.18%)
時価総額 1,183,821百万円
コンピュータ・インターネット用セキュリティ関連製品の開発、販売等を行う。ウイルスバスターで知名度高い。コンシューマ向け製品で国内トップシェア。配当性向70%目標。統合セキュリティプラットフォームを拡販。 記:2024/08/13
4732 東証プライム
1,306.5
10/11 15:00
-23(-1.73%)
時価総額 335,770百万円
中古車オークション運営で国内最大規模。中古自動車買取専門店「ラビット」の運営、資源リサイクル事業等も手掛ける。総還元性向80%以上目安。会員向けサービスの強化図る。25.3期は成約台数の増加等を見込む。 記:2024/06/28
6762 東証プライム
1,887
10/11 15:00
-12(-0.63%)
時価総額 3,668,064百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(0.2%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6958 東証プライム
417
10/11 15:00
-2(-0.48%)
時価総額 26,304百万円
プリント配線板専業メーカー。車載向けビルドアップ配線板で世界トップシェア。車載用売上高比率が高い。デンソーなどが主要取引先。配当性向30%程度目安。パワートレイン・走行安全系を注力分野に位置付け。 記:2024/06/29
6971 東証プライム
1,712
10/11 15:00
-7(-0.41%)
時価総額 2,585,931百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17