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後場に注目すべき3つのポイント~全体のセンチメントは改善傾向

2016/2/18 12:29 FISCO
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~全体のセンチメントは改善傾向 18日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・全体のセンチメントは改善傾向 ・ドル・円は113円99銭付近、アジア株高に対する反応は限定的 ・ファナック<6954>、Fリテ<9983>、京セラ<6971>で日経平均を約67円押し上げ ■全体のセンチメントは改善傾向 日経平均は大幅に反発。390.87円高の16227.23円(出来高概算11億7000万株)で前場の取引を終えている。17日の米国市場では、原油生産量を1月水準で維持するとした主要産油国の提案に対してイランが支持を表明したことが好感され、NYダウが連日で200ドル超の上昇となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比310円高の16050円と16000円を回復するなか、この流れを引き継ぐ格好で買いが先行した。 その後、連日強い値動きを続けていたソフトバンクグ<9984>が過熱感から下げに転じた影響もあり、日経平均は一時16118.80円まで上げ幅を縮める場面もみられた。しかし、ファナック<6954>、京セラ<6971>、ファーストリテ<9983>、日東電<6988>、東エレク<8035>、エーザイ<4523>、ダイキン<6367>などがけん引しており、その後は16200円台での推移が続いている。 原油相場の上昇が好感されており、セクターでは石油石炭が6%超、鉱業が5%超の上昇となった。スマホゲームの事前登録を発表した任天堂<7974>が大幅高となったことから、その他製品が3%超の上昇に。ほか、医薬品、鉄鋼、卸売、電気機器、化学、パルプ紙、非鉄、機械なども上昇率が3%を超えている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1700を超えており、全体の9割近くを占めている。 さすがに買い疲れ感からか、ソフトバンクグ<9984>は下げに転じているが、テクニカル面でも強弱感が対立しやすいところでもあり、失望にはつながらないであろう。反対に原油相場の上昇による買戻しが幅広いセクターに向かっており、センチメントは改善傾向にあるとみられる。また、上値は抑えられたとしても、16000円を上回っての推移であれば、底堅さが意識されやすく、新興市場の中小型株などへ短期筋の資金がシフトしやすいだろう。 なお、引き続き原油相場の動向に振らされやすいとみられる。イランは、今回の4カ国の合意自体は支持する考えを示したが、みずからも生産量の据え置きに同調するかどうかについては明言を避けている。この辺りが不安定さにつながる可能性もあるため、先物主導によるインデックス売買の動きにも注視する必要があるだろう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は113円99銭付近、アジア株高に対する反応は限定的 ドル・円は113円99銭付近で推移。日経平均株価は390円高で午前中の取引を終了し、中国本土株も続伸しているが、アジア株高を好感した円売りのフローは少なかった。 なお、黒田日銀総裁は午後12時30分から参院財政金融委員会に出席し、日銀半期報告・質疑応答を行う予定となっており、黒田総裁の答弁や発言内容が売買材料になるとみられている。ここまでのドル・円は113円80銭から114円33銭で推移。 12時28分時点のドル・円は113円99銭、ユーロ・円は126円97銭、ポンド・円は163円04銭、豪ドル・円は81円67銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ファナック<6954>、Fリテ<9983>、京セラ<6971>で日経平均を約67円押し上げ ・新規「強気」のアークス<9948>、投資判断引き上げのサンケン電<6707>が強い ・任天堂<7974>の「Miitomo」の事前登録開始でDeNA<2432>にも物色 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・12:30 黒田日銀総裁が半期報告で参院財政金融委に出席 ・12:45 5年国債入札の結果発表 ・14:30 石田日銀審議委員会見 <海外> ・特になし 《SY》
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2432 東証プライム
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ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
4523 東証プライム
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時価総額 1,624,891百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6367 東証プライム
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時価総額 5,695,205百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6707 東証プライム
6,452
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時価総額 161,932百万円
パワー半導体メーカー。自動車向けが主力。白物家電向けインテリジェントパワーモジュールは世界シェアトップクラス。海外売上高比率は7割超。新製品売上高比率の向上図る。28.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/09
6954 東証プライム
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時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,712
10/11 15:00
-7(-0.41%)
時価総額 2,585,931百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
6988 東証プライム
2,474.5
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時価総額 1,748,880百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
7,878
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時価総額 10,231,080百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
25,620
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+105(0.41%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9948 東証プライム
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時価総額 145,566百万円
スーパーマーケットチェーン「アークスグループ」の持株会社。ラルズ、福原、ユニバース等を傘下に収める。北海道、青森、岩手で市場シェアトップ。総店舗数は370店舗超。家計応援など価格政策の強化を推進。 記:2024/05/10
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+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17