マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,352.75
+341.16
暗号資産
FISCO BTC Index
10/7 9:25:01
9,354,167
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~下げ渋るが底入れ感にはつながらず

2016/1/18 12:42 FISCO
*12:42JST 後場に注目すべき3つのポイント~下げ渋るが底入れ感にはつながらず   18日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・下げ渋るが底入れ感にはつながらず ・ドル・円は117円22銭付近、株安に対する過剰な警戒感は低下 ・ソフトバンクG<9984>、Fリテ<9983>、ファナック<6954>で日経平均を約77円押し下げ ■下げ渋るが底入れ感にはつながらず 日経平均は大幅に続落。333.01円安の16814.10円(出来高概算12億2000万株)で前場の取引を終えている。15日の米国市場では、NYダウは一時500ドルを超える下落場面があった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比355円安の16795円をつけており、これにさや寄せする格好から17000円を下回って始まった。その後も下げ幅を広げており、一時16665.05円まで下げている。 ただ、昨年9月のチャイナショックに見舞われた安値を割り込んだことで、値ごろ感も台頭。上海指数は昨年来安値更新後に下げ渋りをみせていることから、日経平均は主力株中心に下げ幅を縮めており、16954.92円まで戻す場面もみられた。セクターでは33業種全てが下げており、鉄鋼、情報通信、その他製品、証券、石油石炭が弱い。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が9割を占めている。 日経平均は一時480円を超える下げとなったが、その後は下げ渋る展開となっている。ただし、上海指数を睨みながらの展開であるほか、18日の米国市場がキング牧師生誕記念日で休場となるため、海外勢のフローは限られている状況であろう。先物主導によるインデックスに絡んだ商いによって下げ渋りをみせてきたとしても、底入れ感にはつながりそうにない。 値上がり率上位にはインフォテリア<3853>、リアルコム<3856>などマザーズ銘柄となり、個人主体の売買は中小型株などへ向かいやすい。資金の逃げ足の速さによる値動きの荒さには注意する必要があろうが、フィンテックなどテーマ株の循環物色もみられよう。その他、決算など個別材料を手掛かりとした冷静な動きも意識される。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は117円22銭付近、株安に対する過剰な警戒感は低下 ドル・円は117円22銭付近で推移。日経平均株価の下げ幅縮小を意識してドルは一時117円36銭まで買われた。日経平均株価は333円安で前場の取引を終えており、中国本土株は下落しているが、現時点で株安に対する過剰な警戒感は低下しているようだ。ここまでのドル・円は116円70銭から117円36銭で推移。 ユーロ・ドルはもみあい、1.0892ドルから1.0928ドルで推移。ユーロ・円はやや下げ渋り、127円47銭から127円94銭で推移。 12時29分時点のドル・円は117円22銭、ユーロ・円は127円73銭、ポンド・円は167円34銭、豪ドル・円は80円95銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ソフトバンクG<9984>、Fリテ<9983>、ファナック<6954>で日経平均を約77円押し下げ ・新規買い推奨の東京応化<4186>や、目標株価引き上げのいちご<2337>、ハーモニック<6324>しっかり ・原油安のメリットを享受するセクターを見直す動き ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30 11月鉱工業生産確報(速報値:前月比-1.0%) ・13:30 11月第3次産業活動指数(前月比予想:-0.7%、10月:+0.9%) ・14:00 1月日銀地域経済報告 <海外> ・米国休場(キング牧師誕生日) 《SY》
関連銘柄 8件
2337 東証プライム
369
10/4 15:00
-4(-1.07%)
時価総額 186,486百万円
不動産資産運用会社。収益不動産を取得し、賃貸や売却で利益を得る心築事業を展開。いちごオフィスリートなど投資法人の運用・管理も。トレードピアお台場は稼働率回復傾向。30.2期ストック収益比率60%以上目標。 記:2024/05/06
3853 東証プライム
533
10/4 15:00
±0(0%)
時価総額 9,323百万円
データ連携ツール「ASTERIA Warp」、モバイルアプリ作成ツール「Platio」などの提供を行う。Warpは1万社超の導入実績。Platioは受注社数が順調に拡大。サブスク売上高比率は上昇。 記:2024/07/01
3856 東証スタンダード
1,056
10/4 15:00
-28(-2.58%)
時価総額 17,637百万円
太陽光パネル製造事業が主力。太陽光発電所の自社保有等を行うグリーンエネルギー事業、IT事業、光触媒事業も手掛ける。太陽光セル等の内製化図る。太陽光パネル製造事業ではグローバルサプライチェーンを強化。 記:2024/07/08
4186 東証プライム
3,520
10/4 15:00
-27(-0.76%)
時価総額 449,856百万円
化学薬品メーカー。微細加工技術や高純度技術をコアに、エレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品を製造、販売する。半導体用フォトレジストで世界シェアトップ。23年12月期は急速な市況の冷え込みが影響した。 記:2024/04/14
3,300
10/4 15:00
-135(-3.93%)
時価総額 317,840百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6954 東証プライム
4,154
10/4 15:00
-3(-0.07%)
時価総額 4,193,658百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(1.48%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(-1.37%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17