マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/14 19:13:21
9,672,049
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~北朝鮮にハシゴ外され、ボトムを探る流れに

2016/1/6 12:28 FISCO
*12:28JST 後場に注目すべき3つのポイント~北朝鮮にハシゴ外され、ボトムを探る流れに 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・北朝鮮にハシゴ外され、ボトムを探る流れに ・ドル・円は118円51銭付近、人民元安などの影響でドル弱含み ・ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、Fリテ<9983>で日経平均を約47円押し下げ ■北朝鮮にハシゴ外され、ボトムを探る流れに 日経平均は大幅に続落。222.23円安の18151.77円(出来高概算10億1000万株)で前場の取引を終えている。前日の欧米市場はまちまちながらも、中国市場の落ち着きを受けて、徐々に買い戻し優勢となっていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の18395円だったことも、安心感につながるなか、日経平均は反発で始まった。 寄り付き直後に18469.38円まで上げ幅を広げた後は、中国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードから、こう着感の強い相場展開が続いた。しかし、中国・上海指数は小反発で始まったものの、北朝鮮で核実験とみられる人工地震が発生したと伝わると、先物主導で急速に下げ幅を拡大させている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の8割近くを占めている。 規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも2ケタの下落。セクターでは鉱業が3%を超える下げとなったほか、石油石炭、その他製品、保険、非鉄金属、電気機器、輸送用機器などが2%超の下げとなった。 中国・上海指数は当局の株価下支え策等を受けて小反発で始まり、落ち着きをみせてくるかにみられたが、北朝鮮の核実験との報道にハシゴを外された格好となった。為替市場では1ドル118円半ばへ円高に振れており、センチメントは悪化している。ただし、薄商いの中を先物主導で下押した面があるほか、先物は前日のナイトセッションでつけた安値水準まで下げており、節目の18000円接近でいったんはボトムを探る形になりそうだ。 そのため、日経平均のボトムを探りつつ、物色の流れはより中小型株のテーマ銘柄等に集中しやすいだろう。ただ、物色範囲が広がりづらいため、テーマ株としても中核的な銘柄に集中しやすいと考えられる。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は118円51銭付近、人民元安などの影響でドル・円弱含み ドル・円は118円51銭付近で推移。中国人民元安や北朝鮮の核実験実施の観測を受け、ドル売りが強まった。 午前中の取引では人民元相場の下落が意識され、日経平均株価がマイナス圏に転落。ドル・円はストップロスを巻き込んで一時118円35銭まで下げる場面があった。その後上海総合指数のプラス圏推移を受け、ドルは下げ止まった。 ただ、北朝鮮による核実験実施の観測が広がり、再びドル売りの地合いに。また、ランチタイムの日経平均先物の下落を受け、ドル売りが強まった。市場は12時半の北朝鮮関連の発表に注目している。 12時26分時点のドル・円は118円51銭、ユーロ・円は127円47銭、ポンド・円は173円76銭、豪ドル・円は84円32銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、Fリテ<9983>で日経平均を約47円押し下げ ・「iPhone」最新モデルの減産報道でアップル関連がさえない ・目標株価引き上げのエレコム<6750>、フェローテック<6890>、山九<9065>などしっかり ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:00 衆院本会議で各党代表質問 <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 6件
6750 東証プライム
1,463
10/11 15:00
-3(-0.2%)
時価総額 134,919百万円
パソコン・デジタル周辺機器メーカー。マウスやUSBハブ、カードリーダなどで国内トップシェア。商品開発力などが強み。国内法人向けは既存販売店ビジネスの拡大図る。国内消費者向けは商品カテゴリーの強化に注力。 記:2024/07/02
2,461
10/11 15:00
-36(-1.44%)
時価総額 115,522百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(0.2%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9065 東証プライム
4,896
10/11 15:00
-68(-1.37%)
時価総額 302,367百万円
物流とプラントメンテナンスを手掛ける総合物流大手。工場建設から構内の操業支援・メンテナンス、調達、原料製品など物流の一貫体制に強み。海外事業の拡大等に取り組む。27.3期売上高6300億円以上目標。 記:2024/05/16
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17