マーケット
10/2 15:15
37,808.76
-843.21
42,196.52
+39.55
暗号資産
FISCO BTC Index
10/3 7:30:28
8,895,194
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

郵政グループ3社が投資家のセンチメントを反映【クロージング】

2015/12/4 16:13 FISCO
*16:13JST 郵政グループ3社が投資家のセンチメントを反映【クロージング】 4日の日経平均は大幅に反落。435.42円安の19504.48円(出来高概算20億4000万株)で取引を終えた。一時19444.54円まで下げ幅を拡大させており、11月16日以来の19500円を下回る局面もみられている。注目されていた欧州中央銀行(ECB)理事会は、預金金利の0.10%引き下げと債券買い入れ措置の6カ月延長を発表。しかし、市場が期待したほどの規模ではなかったことが失望感につながり、欧州市場は全面安。これが米国市場のほか、東京市場へも連鎖する格好となった。 日経平均は支持線として意識される25日線での攻防となった。ECBの追加緩和については実施するとの見方がコンセンサスだったため、材料出尽くしとなる可能性については警戒されていた。しかし、相当期待値が高かったようであり、想定以上の失望につながったようである。また、25日線レベルでは押し目待ちの流れもあったとみられるが、週末要因のほか、米雇用統計を受けた米国市場の動向を見極めたいといった手控えムードが強かったと考えられる。 もっとも、ここから調整が強まると言うよりは、押し目のタイミング待ちといったところであろう。目先は回避的に中小型株などに向かいやすいほか、日本郵政<6178>が連日で最高値を更新している。パソコン事業再生報道を受けて富士通<6702>が堅調である。値動きの良い銘柄等へ資金がシフトしやすく、特に郵政グループ3社が強含みの値動きを続けるようだと、全般軟調な中でも個人のセンチメントはそれ程悪化しないだろう。 《AK》
関連銘柄 2件
6178 東証プライム
1,360.5
10/2 15:00
-23(-1.66%)
時価総額 5,126,187百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
6702 東証プライム
2,969
10/2 15:00
-73(-2.4%)
時価総額 6,149,120百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30