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後場に注目すべき3つのポイント~足元は現物株主導の地合い、後場一段高は先物次第

2015/11/4 12:32 FISCO
*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~足元は現物株主導の地合い、後場一段高は先物次第 4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・足元は現物株主導の地合い、後場一段高は先物次第 ・ドル・円は121円22銭付近、日本株高受けリスク選好 ・Fリテ<9983>、ファナック<6954>、TDK<6762>で日経平均を約109円押し上げ ■足元は現物株主導の地合い、後場一段高は先物次第 日経平均は大幅反発。前営業日比451.68円高の19134.92円(出来高概算13億6000万株)で前場の取引を終えた。欧米株の上昇を材料に東京市場は買い優勢で取引を開始。本日上場を果たした日本郵政<6178>、かんぽ生命保険<7181>、ゆうちょ銀行<7182>はそろって公募価格を上回る初値をつけるなど順調な滑り出し。東証一部の売買代金1.69兆円に対して郵政グループ3社の売買代金は約4000億円と全体の3割弱を占めるなど商いは3銘柄に集中した。19000円でもみ合っていた日経平均が10時過ぎからじりじりと上げ幅を広げるなど、郵政グループ3社の強い動きが全体への刺激となったもよう。 規模別株価指数では大型株の上昇が目立ち、NT倍率は12.3倍レベルまで拡大している。業種別では、鉱業、保険、鉄鋼、非鉄、石油・石炭、ゴム製品などが買われた一方、不動産、建設、パルプ・紙の3セクターのみマイナスとなった。 後場の東京市場は、日経平均が10月30日の戻り高値19202円をクリアできるかがポイントとなろう。先物市場の商いが増加するとあっという間に日経平均は戻り高値を上抜く可能性がある。ただ、225先物の出来高は2.7万枚(11時45分時点)に留まっており、参加者は限定的。足元の相場展開は現物株主導の地合いとなっており、指数の上値は重くなると見る。 (先物・OPアナリスト 田代昌之) ■ドル・円は121円22銭付近、日本株高受けリスク選好 ドル・円は121円22銭付近で推移。日経平均株価などアジア株の上昇を受け、堅調地合いとなった。 ドル・円は前日海外市場で121円を挟んでもみあい、東京市場では121円07銭で寄り付いた。その後、日経平均の上昇を受け、一時121円38銭まで値を上げた。上海総合指数などの中国株も強い動きを見せたことから、アジア諸国の株高を意識したリスク選好的なドル買い・円売りのフローが入った。 ドルは買い一服後、121円30銭付近でもみあってから、足元ではやや値を下げる展開。ただ、ランチタイムの日経平均先物は引き続き堅調な値動きを維持しているため、ドルは午後の取引でも買いに振れやすいとみられる。 ユーロ・ドルは1.0944ドルから1.0968ドル、ユーロ・円は132円70銭から132円91銭で推移した。 12時26分時点のドル・円は121円22銭、ユーロ・円は132円70銭、ポンド・円は186円90銭、豪ドル・円は87円42銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ<9983>、ファナック<6954>、TDK<6762>で日経平均を約109円押し上げ ・三井不<8801>、住友不<8830>、菱地所<8802>など下落 ・郵政グループ3社の初値はともに公開価格を上回る ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 9件
6178 東証プライム
1,416
10/7 15:00
+36.5(2.65%)
時価総額 5,335,304百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
6762 東証プライム
1,962.5
10/7 15:00
+64.5(3.4%)
時価総額 3,814,825百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
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10/7 15:00
+111(2.67%)
時価総額 4,305,718百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7181 東証プライム
2,710.5
10/7 15:00
+67(2.53%)
時価総額 1,083,371百万円
日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。第一生命と業務提携。中期経営計画では26.3期純利益910億円目指す。 記:2024/05/10
7182 東証プライム
1,401
10/7 15:00
+38.5(2.83%)
時価総額 5,253,113百万円
日本郵政グループの銀行。全国の郵便局ネットワークを通じて金融サービスを提供。邦銀最大級の顧客基盤が強み。通常貯金口座数は約1.2億口座。総資産は238兆円超。中計では26.3期純利益4000億円以上目標。 記:2024/09/03
8801 東証プライム
1,405
10/7 15:00
+19(1.37%)
時価総額 3,948,941百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
8802 東証プライム
2,342.5
10/7 15:00
-23(-0.97%)
時価総額 3,259,540百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07
8830 東証プライム
4,871
10/7 15:00
-53(-1.08%)
時価総額 2,319,015百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
50,450
10/7 15:00
+1,240(2.52%)
時価総額 16,054,249百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10