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後場に注目すべき3つのポイント~ショート気味の銘柄は買戻しを意識した値動きに

2015/10/28 12:35 FISCO
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~ショート気味の銘柄は買戻しを意識した値動きに 28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・ショート気味の銘柄は買戻しを意識した値動きに ・ドル・円は120円35銭付近、米FOMC控え買い手控え ・ヤマダ電<9831>が上期利益の上方修正を発表 ■ショート気味の銘柄は買戻しを意識した値動きに 日経平均は反発。113.17円高の18890.21円(出来高概算8億5000万株)で前場の取引を終えている。27日の米国市場は弱い値動きだったが、注目されていたアップルについては、一株利益、売上高ともに予想を上振れ、時間外で上昇しており、安心感に。また、ファナック<6954>が第2四半期決算を発表し、通期計画を上方修正。コンセンサスの範囲内ではあるが、前日に大きく売り込まれていたこともあり、買い先行で指数をけん引している。そのほか、ソフトバンクグ<9984>がアリババの決算を手掛かりに強い動きをみせており、こちらも指数をけん引する格好となっている。 セクターでは医薬品、情報通信、空運、化学、建設、水産農林、精密機器、証券などが堅調。半面、鉄鋼、非鉄金属、海運、機械、鉱業などが原油安等の影響もあり、冴えない展開に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗。規模別指数は大型、小型株が上昇、中型株指数はマイナス圏で推移している。 ファナック<6954>、ソフトバンクグ<9984>、東エレク<8035>などが日経平均をけん引している。一方で、下方修正を発表したキヤノン<7751>などが重石となっている。今週は決算発表の第一弾のピークを週末に迎えることもあり、見極めムードから積極的な売買は手控えられやすいだろう。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果を見極めたいとの模様眺めムードも強く、日経平均は18900円前後でのこう着が続きそうである。 上海指数がマイナス圏で推移しており、中国経済の減速懸念なども手掛けづらくさせる。もっとも、日銀の追加緩和への期待感も根強い。ややショート気味の銘柄へは、買戻しを意識した値動きに向かいやすいであろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は120円35銭付近、米FOMC控え買い手控え ドル・円は120円35銭付近で推移。ドル・円は朝方120円55銭を付けた後は、値を下げる展開。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、積極的なドル買いが手控えられた。 9時半に発表された豪・7-9月期消費者物価指数が前年比+1.5%と、予想の+1.7%を下振れしたため、豪ドル・円が86円60銭付近から85円63銭まで1円程度下落。ドル・円は連れ安となり、120円25銭まで値を下げた。 ただ、日経平均株価が堅調地合いのため、ドルは120円40銭台まで値を戻している。ランチタイムの日経平均先物が引き続き堅調地合いのため、ドルは午後の取引も底堅い値動きが続くと予想する。 ユーロ・ドルは1.1026ドルから1.1053ドル、ユーロ・円は132円70銭から133円09銭で推移した。 12時30分時点のドル・円は120円35銭、ユーロ・円は132円84銭、ポンド・円は184円21銭、豪ドル・円は87円74銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>が日経平均を約84円押し上げ ・ヤマダ電<9831>が上期利益の上方修正を発表 ・マザーズのGMOメディア<6180>が売買代金で全市場3位に ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 6件
6180 東証グロース
2,849
10/11 9:00
+12(0.42%)
時価総額 5,325百万円
GMOインターネットグループのメディア事業会社。ポイントタウンやコエテコ、キレイパスコネクトの運営等を行うメディア事業が主力。メディア事業は順調。ブロックチェーンゲーム情報メディアの大幅リニューアル実施。 記:2024/07/02
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(0.2%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7751 東証プライム
5,040
10/11 15:00
-55(-1.08%)
時価総額 6,722,166百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(0.41%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9831 東証プライム
452.4
10/11 15:00
+0.9(0.2%)
時価総額 437,357百万円
家電量販店国内トップ。地域電気店との連携網に強み。M&Aで住宅や環境領域を拡大。金融サービスも。24.3期3Q累計は家電の巣籠もり需要が一巡。暖冬で季節家電も振るわず。資材高に伴う住宅の採算低下も重石に。 記:2024/04/11
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17