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後場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後のこう着は想定内、まずは19000円を固めたいところ

2015/10/26 12:39 FISCO
*12:39JST 後場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後のこう着は想定内、まずは19000円を固めたいところ 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・買い一巡後のこう着は想定内、まずは19000円を固めたいところ ・ドル・円は121円15銭付近、アジア諸国の株高継続で121円台を堅持 ・上方修正の日立<6501>、業績上振れ観測報道のパナソニック<6752>が大幅高 ■買い一巡後のこう着は想定内、まずは19000円を固めたいところ 日経平均は大幅に続伸。227.43円高の19052.73円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えている。23日の米国市場ではハイテク企業の好決算などが好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。ナスダックは約2ヶ月ぶりに5000ptを回復している。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比340円高の19140円となり、これにさや寄せする格好から始まった。 買い一巡後はこう着感の強い相場展開となっているが、19000円処での底堅い値動きを見せている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは空運、電気機器、保険、機械、証券、その他製品、医薬品、銀行、鉄鋼などが堅調。一方で、業績下振れ観測が伝えられた海運が下落率トップ。鉱業、食料品が小安い。 日経平均はギャップ・アップで19000円を回復すると、その後は80円程度の値幅と、こう着感の強い展開が続いている。ただし、19000円処での底堅さが意識されており、週足ベースの一目均衡表の雲上限を突破している。このまま雲を上回っての推移が続くようだと、売り方の買い戻しを誘う流れにも向かいやすい。 また、現状維持がコンセンサスながらも、追加の緩和期待が根強い。決算が本格化しているが、コンセンサス予想を下回ったとしても、これがアク抜けに向かわせる流れが目立ってきており、先高期待が高まる一因になっている。短期的な過熱感から上値追いは慎重だろうが、まずは19000円を固めたいところだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は121円15銭付近、アジア諸国の株高継続で121円台を堅持 ドル・円は121円15銭付近で推移。日経平均株価は227円高で午前中の取引を終えた。日本を含めたアジア諸国の株式は総じて強い動きを見せており、株高を意識した円売りは継続している。 121円以下には個人勢などのドル買い興味が依然として残されており、短期的にドルは121円台を堅持する可能性が高いとみられている。ドル・円は121円07銭から121円51銭で推移。 ユーロ・ドルはもみあい、1.1002ドルから1.1032ドルで推移。ユーロ・円は伸び悩み、133円46銭から133円83銭で推移。 12時34分時点のドル・円は121円15銭、ユーロ・円は133円74銭、ポンド・円は185円81銭、豪ドル・円は87円97銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ソフトバンク<9984>、Fリテ<9983>、東エレク<8035>が日経平均値上がり寄与上位 ・上方修正の日立<6501>、業績上振れ観測報道のパナソニック<6752>が大幅高 ・海運大手の業績悪化報道で日本郵船<9101>、川崎汽<9107>などさえない ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・日本郵政のIPO価格決定 <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 7件
6501 東証プライム
3,942
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総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
1,298.5
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-11(-0.84%)
時価総額 3,186,593百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
25,620
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+105(0.41%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9101 東証プライム
4,872
10/11 15:00
-28(-0.57%)
時価総額 2,485,524百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9107 東証プライム
2,027
10/11 15:00
+27(1.35%)
時価総額 1,448,754百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17