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後場に注目すべき3つのポイント~インデックスに絡んだ売買に振らされ難い銘柄へ

2015/9/30 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~インデックスに絡んだ売買に振らされ難い銘柄へ 30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・インデックスに絡んだ売買に振らされ難い銘柄へ ・ドル・円は119円87銭付近、日経平均の反発受けドル底堅い ・国慶節を控え中国株式市場の動向を注視 ■インデックスに絡んだ売買に振らされ難い銘柄へ 日経平均は反発。312.37円高の17243.21円(出来高概算13億2000万株)で前場の取引を終えている。昨日の大幅な下げの一因とされていた、スイスの資源商社グレンコアの動向については、29日の欧州市場で急反発をみせており、一先ず持ち直した格好。29日の米国市場は高安まちまちだったが、一先ずNYダウの反発もみられたこともあり、自律反発の流れが先行している。ただし、自律反発の域は脱せず、寄り付き直後に17300円を回復する局面がみられたが、その後は17250円辺りでのこう着が続いている。 セクターではその他金融、保険、化学、輸送用機器、証券、ゴム製品、小売、銀行、情報通信、その他製品などがしっかり。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1600を超えており、全体の8割を超えている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、信越化<4063>、ファナック<6954>、花王<4452>、京セラ<6971>、トヨタ自<7203>が堅調。一方で、JT<2914>が重石となっている。 日経平均は自律反発をみせているが、もう一段のリバウンドが見られないと、次第に利益確定の流れに向かう可能性がある。中国は明日から国慶節の大型連休に入ることから、外部リスクは減る格好だが、米国ではMBA住宅ローン申請指数(先週)、ADP全米雇用報告(9月)等の発表を控えていることもあり、オーバーナイトのポジションは取りづらいところ。日経平均の上値の重さが意識されてくるようだと、ポジション調整とみられる流れに向かいやすいだろう。 一方で、中小型株やテーマ株など、インデックスに絡んだ売買に振らされ難い銘柄等には、個人の中長期スタンスでの資金が向かいやすい面はある。TPP閣僚会議が開催されることからTPP関連や、「国慶節」でのインバウンド関連などが注目されよう。また、マイナンバーなどへの関心も引き続き高いだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は119円87銭付近、日経平均の反発受けドル底堅い ドル・円は119円87銭付近で推移。ドル・円は底堅い値動きとなった。日経平均株価が前日の大幅続落から反発したことを受けた値動き。 ドル・円は前日海外市場で伸び悩み、120円16銭まで上昇した後は下げに転じた。今日の東京市場では、朝方から国内勢のドル買いが先行。また、日経平均が反発し、節目の17000円を回復したことが好感され、ドル・円は一時120円04銭まで値を戻した。 その後、日経平均の上げ幅縮小で、ドルはやや上値が重い展開。ランチタイムの日経平均先物は堅調だが、上海総合指数が伸び悩んでいることから、ドル・円は引き続き上値が抑えられる展開を予想する。 なお、朝方発表された8月鉱工業生産速報は、前月比-0.5%と、予想の+1.0%を大きく下回ったが、これにより日銀の追加金融緩和への期待が高まってドル買い・円売りに振れたとの動きは観測されていないもよう。 12時25分時点のドル・円は119円87銭、ユーロ・円は134円91銭、ポンド・円は181円73銭、豪ドル・円は84円05銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・KDDI<9433>、信越化<4063>、ファナック<6954>などが日経平均値下がり上位に ・JT<2914>は買収金額の割高感に対して警戒感が強まる ・国慶節を控え中国株式市場の動向を注視 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・15:00 独・8月小売売上高(前月比予想:+0.2、7月:+1.4%) 《SY》
関連銘柄 8件
2914 東証プライム
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時価総額 8,666,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
4063 東証プライム
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時価総額 12,432,163百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4452 東証プライム
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+21(0.3%)
時価総額 3,380,100百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
6954 東証プライム
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10/7 15:00
+111(2.67%)
時価総額 4,305,718百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,721.5
10/7 15:00
+10(0.58%)
時価総額 2,600,281百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7203 東証プライム
2,645.5
10/7 15:00
+59.5(2.3%)
時価総額 43,161,298百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
9433 東証プライム
4,740
10/7 15:00
+53(1.13%)
時価総額 10,921,813百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
50,450
10/7 15:00
+1,240(2.52%)
時価総額 16,054,249百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10