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前場に注目すべき3つのポイント~インバウンドや自動車・部品関連への物色が意識されそう

2015/7/27 8:34 FISCO
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~インバウンドや自動車・部品関連への物色が意識されそう 27日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:インバウンドや自動車・部品関連への物色が意識されそう ■外資系証券の注文動向:差し引き220万株の買い越し ■前場の注目材料:日産、営業益5割増、富士重は7割増 ■インバウンドや自動車・部品関連への物色が意識されそう 27日の東京市場はこう着感の強い相場展開が続きそうである。24日の米国市場は、7月の中国製造業PMI速報値が1年3カ月ぶりの低水準となったことが嫌気された。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比145円安の20375円となり、これにさや寄せする格好から売りが先行しよう。 その後は、本格化する決算発表を受けて、より決算を手掛かりとした日替わり物色になりやすい。また、インバウンド関連への物色が根強いが、帝国ホテル<9708>の4-6月期純利益が34%増となるなど、インバウンド需要が明確に業績に反映されており、関連銘柄への期待が一段と高まりやすい。 また、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の交渉参加12カ国による首席交渉官会合が24日から始まった。28日から開かれる閣僚会合での大筋合意を目指すなか、TPPに関連する報道等も増える可能性があり、関連する企業への関心が高まることになる。 その他、北米販売の好調と円安を背景に、日産自<7201>と富士重<7270>の業績が拡大していると報じられている。TPP交渉への思惑等もあり、自動車・部品関連への物色が意識されそうである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き220万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り900万株、買い1120万株、差し引き220万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 7月17日(金):250万株の買い越し 7月21日(火):290万株の買い越し 7月22日(水):510万株の買い越し 7月23日(木):220万株の買い越し 7月24日(金):110万株の売り越し ■前場の注目材料 ・WTO、デジタル201品目、関税撤廃 ・日産、営業益5割増、富士重は7割増 ・帝国ホテル4-6月34%増益、訪日客増加 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 中曽日銀副総裁が講演予定 <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 3件
7201 東証プライム
399.8
10/10 15:00
+4.7(1.19%)
時価総額 1,687,442百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7270 東証プライム
2,608.5
10/10 15:00
+53.5(2.09%)
時価総額 2,006,396百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
9708 東証スタンダード
930
10/10 15:00
-14(-1.48%)
時価総額 110,484百万円
老舗高級シティホテル。1890年に迎賓館として開業。東京や大阪、上高地でホテルを運営。三井不動産が筆頭株主。1Q、3Qに売上が偏重する傾向。帝国ホテル東京タワー館は建て替え(24年度〜30年度予定)予定。 記:2024/04/30