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欧米為替見通し:ドル・円は小動きか、下値の買い戻しと上値のポジション調整の売り

2015/7/22 17:40 FISCO
*17:40JST 欧米為替見通し:ドル・円は小動きか、下値の買い戻しと上値のポジション調整の売り きょうの欧米市場で、小動きとなりそうだ。下値では買い戻しが入るものの、上値はポジション調整の売りで重くなる見通し。 欧米市場では前日の米株安などを受け売り先行の見通しだが、米利上げ期待から下げ渋る展開が予想される。 東京市場のドル・円は123円後半で寄り付いた。日経平均株価が寄り付きから売られると、ドル安・円高の流れとなり、日経平均の下げ幅拡大で、ドル・円はさらに値を下げた。その後は123円60銭付近でもみあった。 欧米市場では、引き続きユーロの値動きが注視される。前日の欧米市場でユーロは買い戻しが優勢となり、ユーロ高・ドル売りの展開となった。しかし、ユーロ圏経済の弱さと米利上げ期待を背景としたユーロ売り・ドル買いの基調に変わりはないとみられている。 引き続きユーロにらみの展開で、ユーロ売り・ドル買いが強まれば、ドル・円の上昇が見込まれる。ただ、123円80銭台にはポジション調整とみられるドル売り注文が入っており、ドルの上値は重くなりそうだ。 また、123円80銭付近を上抜けることができ、再び124円台に乗せた場合には「125円の『黒田ライン』が意識され、手仕舞い売りが強まり、上値が抑えられる」と市場関係者はみている。 逆にドル・円は売りが強まっても、123円半ばでは値ごろ感から買い戻しが入りやすい水準とみられていることから、下げ渋りが予想される。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:30 英中央銀行金融政策委員会(MPC)議事録公表(7月開催分) ・20:00 米・先週分MBA住宅ローン申請指数(前回:-1.9%) ・22:00 米・5月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.4%、4月:+0.3%) ・23:00 米・6月中古住宅販売件数(予想:540万戸、5月:535万戸) ・06:00 NZ準備銀行が政策金利発表(現行3.25%、0.25%引き下げ予想) ・米企業決算 ボーイング、コカ・コーラ、クアルコム、アメリカン・エキスプレスなど 《SY》