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*10:32JST 10時30分時点の日経平均は115円安、黒田総裁への質問は藤巻氏や中西氏など 10時30分時点の日経平均は前日比115.91円安の20271.88円で推移している。ここまでの高値は9時12分の20368.21円、安値は10時20分の20267.91円。売買代金は7000億円台と盛り上がりに欠けるなか、日経平均は20300円を挟んだもみ合いが続いている。10時から黒田日銀総裁が参議院財政金融委員会に出席する。質問者は、民主党の大塚耕平氏、維新の藤巻健史氏、無所属の中西健治氏と金融に精通した議員がそろっている。1週間前、黒田総裁が為替の見通しをコメントしたことから為替市場は大きく混乱しただけに、各ベンダーのヘッドラインに注目が集まっている。 売買代金上位銘柄では、引続きメガバンク3行が東京市場の下げを牽引しているほか、第一生命<8750>、野村<8604>も弱い。また、三井住友トラスト<8309>は前日比3.5％の下げとなっている。一方、日東電工<6988>、東京電力<9501>がしっかり。 （田代 昌之） 《MT》