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今日の為替市場ポイント:米利上げ期待高まり、リスク選好的な円売り継続

2015/6/8 7:59 FISCO
*07:59JST 今日の為替市場ポイント:米利上げ期待高まり、リスク選好的な円売り継続 5日のドル・円相場は、東京市場では124円36銭から124円77銭で推移。欧米市場でドルは一時125円86銭まで買われており、125円63銭で取引を終えた。 本日8日のドル・円は125円台で推移する見通し。米国の早期利上げ観測は再び台頭しており、リスク選好的なドル買い・円売りはしばらく続く可能性がある。 米労働省が5日発表した5月の非農業部門就業者数は前月比+28万人、失業率は5.5%に上昇した。失業率の上昇は求職者数の増加によるものとみられている。平均時間給は前年同月比+2.3%で市場予想をやや上回った。 米労働市場の改善によって利上げ開始の時期が今年9月になるとの見方が増えている。6月利上げの可能性はゼロではないが、インフレ進行の兆しは確認されていないだけに、今月開かれる米連邦準備制度理事会(FOMC)の会合で利上げが決定されることは現実的ではないとみられている。 市場関係者の多くは、米労働市場の改善が経済成長率を押し上げる要因になると期待しているようだ。ただし、4-6月期の経済成長率は1%台にとどまる可能性が高いと予想されている。ドル高や長期金利上昇の影響が表面化するのはこれからであり、どの程度の影響が及ぶのかを正確に予測することは難しい。利上げを急ぐべきではないとの意見が少なくないのは当然だろう。 《SY》