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*07:38JST NY金先物週間見通し：上値は重いままか、米金利先高観は払拭されず ■NY金先物 安値：1,162.10ドル 高値：1,204.70ドル 終値：1,168.10ドル 前週末比（騰落率）：-1.82％ ■軟調推移、米利上げ期待の台頭で売り優勢の展開 NY金先物は軟調推移。短期筋などの押し目買いで下げ渋る場面もあったが、5日に発表された5月米雇用統計が予想以上に改善したことで早期利上げ観測が台頭し、金先物の売りが活発となった。欧米諸国の長期金利が上昇したことも金先物相場の反発を抑える一因となったようだ。 ■上値は重いままか、米金利先高観は払拭されず 想定レンジ：1,155.00～1,175.00ドル NY金先物の上値は重いままとなりそうだ。ギリシャ債務問題に対する懸念は残されており、リスク回避的な金買いが再び増える可能性がある。ただし、米国の早期利上げに対する市場の期待は高まっており、長期金利は下げ渋る可能性があることから、リスク回避の金買いはやや抑制される可能性がある。 《TN》