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後場に注目すべき3つのポイント~出遅れ感のあるインバウンド関連辺りが狙い目に

2015/6/5 12:30 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~出遅れ感のあるインバウンド関連辺りが狙い目に 5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・出遅れ感のあるインバウンド関連辺りが狙い目に ・ドル・円は124円46銭付近、米国5月雇用統計控え動意に乏しい展開 ・韓国のMERS感染拡大を背景に、訪日旅行客がより増えるとの見方も ■出遅れ感のあるインバウンド関連辺りが狙い目に 日経平均は反落。89.24円安の20398.95円(出来高概算12億5000万株)で前場の取引を終えた。世界的な長期金利の上昇に加え、ギリシャ債務問題への根強い懸念から欧米市場が下落しており、これが重荷となっている。寄り付き時点で20400円を下回った日経平均は、その後下げ幅を縮める局面もみられたが、狭いレンジでのこう着が続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数がいずれも下げており、中でも大型株指数の弱さが目立つ。セクターでは、陸運、食料品、小売、空運がしっかり。半面、保険、その他金融、海運、銀行、証券など、昨日上昇が目立っていたセクターが総じて軟調。 日経平均は20400円を挟んでのこう着であり、日中値幅は60円程度にとどまっている。後場は日銀のETF買入れが期待されるが、ギリシャ債務返済期日や米雇用統計を控えていることもあり、戻りの鈍さが意識されそうである。また、昨日強い動きをみせていた保険セクターなどが利食いに押されるなど、日替わり的な循環物色によって手掛けづらさもある。 その為、指数はこう着の中、個人主体による材料株での短期的な値幅取りが中心であろう。韓国のMERS感染拡大を背景に、訪日旅行客がより増えるとの見方もあり、インバウンド関連の一角が動意付いている。足元で調整が続き、出遅れ感のあるインバウンド関連辺りが狙い目になりそうだ。 ■ドル・円は124円46銭付近、米国5月雇用統計控え動意に乏しい展開 ドル・円は124円46銭付近で推移。ドル・円は、今夜の米国5月の雇用統計の発表を控え、東京株式市場が弱含みに推移していること、米国10年債利回りが低下していることで上げ渋る展開となった。ユーロ・ドルは小動き、1.1180ドルから1.1237ドルで推移。ギリシャ債務協議への警戒感から上げ渋る展開となった。ユーロ・円は小動き、139円16銭から139円65銭で推移。 12時20分時点のドル・円は124円46銭、ユーロ・円は139円54銭、ポンド・円は191円19銭、豪ドル・円は95円78銭で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・保険など昨日上昇が目立っていたセクターが総じて軟調 ・後場は日銀のETF買入れに期待 ・韓国のMERS感染拡大を背景に、訪日旅行客がより増えるとの見方も ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 4月景気動向指数(予想:先行指数107.2、一致指数110.7) <海外> ・15:00 独・4月製造業受注(前月比予想:+0.5%、3月:+0.9%) 《SY》