株～企業情報・おすすめ銘柄

*10:01JST 10時時点の日経平均は38円高、公募増資発表の楽天は下げ目立つ 10時時点の日経平均は前日比38.93円高の20512.44円で推移している。欧米株高を受けて東京市場は買い優勢でスタートしたが、債券利回り上昇の流れが日本にも飛び火し、10年物国債の利回りは今年最も高い0.500％まで上昇。売り一巡後の債券先物は146円80銭台でのもみ合いとなっているが、東京市場は債券市場のへの警戒感がやや高く積極的な売買は手控えられている。 東証一部の規模別株価指数では相対的に小型株が強い。業種別では、金利上昇が材料視されて保険が前日比3％超の上昇となっているほか、証券、ガラス、銀行、空運が上げている一方、水産・農林、陸運、倉庫・運輸がさえない。売買代金上位銘柄では、一部報道で「個人買いVS機関投資家の売り」の構図と伝わった東電<9501>が9連騰。このほか、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>のメガバンク3行がそろって上昇。また、トヨタ自<7203>、野村<8604>、第一生命<8750>も強い。一方、1800億円規模の公募増資を発表した楽天<4755>は7％近い希薄化が嫌気されて売り優勢となっている。 《MT》