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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均こう着、短期資金は材料系の銘柄へ

2015/6/4 8:24 FISCO
*08:24JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均こう着、短期資金は材料系の銘柄へ 4日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均こう着、短期資金は材料系の銘柄へ ■外資系証券の注文動向:差し引き60万株の売り越し ■前場の注目材料:米フェイスブックがパリに人工知能の研究拠点を開設、AI関連に注目 ■日経平均こう着、短期資金は材料系の銘柄へ 4日の東京市場は買い先行の展開になろう。3日の米国市場では5月ADP雇用統計の結果を受けて、週末の雇用統計に対する楽観的な見方から上昇。欧州株高の流れも材料視される。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の20580円、円相場は1ドル124円30銭辺りでの推移となっていることも、買い安心感につながりそうだ。 ただし、足元で買い疲れ感が出ている状況であるほか、やはり週末の雇用統計のほか、ギリシャ債務問題の行方を見極めたいとする模様眺めムードは強いだろう。物色意欲は強いものの、上昇基調が続いていた銘柄へは利益確定の流れが継続しやすく、出遅れ銘柄への循環物色のため、日経平均はこう着推移になりやすい。 物色は相対的に出遅れているセクターに関心が向かいやすいほか、足元で個人主体による資金流入が活発なメガバンクや電力株などが引き続き注目される。ただし、メガバンクについては調整含みの動きながら、押し目を入れたい水準まで下げていないため、手掛けづらそうだ。 その他、材料系ではMERSの感染拡大を受けて、韓国ではマスクが売り切れ状態と伝えられており、関連銘柄への物色が強まりそうだ。その他、連邦準備理事会(FRB)が発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)では、冬場に低迷していた個人消費は上向き、小売店の間に楽観的な予測が増えており、小売セクターなどに注目。米フェイスブックが、フランスのパリに人工知能の研究拠点を開設したと伝えられており、AI関連等も注目される。 ■外資系証券の注文動向:差し引き60万株の売り越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1170万株、買い1110万株、差し引き60万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 5月28日(木):60万株の売り越し 5月29日(金):60万株の買い越し 6月1日(月):50万株の買い越し 6月2日(火):230万株の買い越し 6月3日(水):10万株の売り越し ■前場の注目材料 ・米5月ADP雇用統計、前月比+20.1万人(予想+20.0万人) ・米フェイスブックがパリに人工知能の研究拠点を開設、AI関連に注目 ・楽天、公募増資2000億円調達へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 前週分対外対内証券売買 ・09:00 黒田日銀総裁が日銀金融研究所主催の国際会議であいさつ予定 <海外> ・10:30 豪・4月貿易収支(予想:-21億豪ドル、3月:-13.22億豪ドル) ・10:30 豪・4月小売売上高(前月比予想:+0.3%、3月:+0.3%) 《SY》